【素朴な疑問ノート】不倫と浮気の違いって?
おはよう、皆の衆。定次さんです。
先日私の友人から少々面白い話を聞くことがありました。
最初にざっくりとその内容を説明すると、不倫現場が発覚してしまった家庭の生々しいやり取りを目撃してしまったというお話でして。
私としてはブログの記事に人伝から聞いた話を載せるのはあまり前向きではないのですが、今回のテーマは不倫と浮気であって、それでいてその話を聞いた上で書こうと決めた話なのでなるべくセンシティブな部分に触れないよう、できる限りフェイクを織り交ぜた上でその話をご紹介したいと思います。
まず登場人物はAとBとしましょう。
AとBは夫婦で小学生の息子が2人います。
Aは普段から趣味として社会人バレークラブに通っているようで、Bも時折Aに付き添って子供たちを連れてバレークラブにやってきます。
バレークラブは毎週火曜日と金曜日の夜7時から近場の体育場を借りて行われるのですが、ある日を境にBと子供たちはパッタリと来なくなってしまいました。
一体何事かと心配したクラブのメンバーの人達がAに話を聞いたところ、Bや子供たちは元々存在していたものではなく、Aがクラブ全体に見せていた幻覚であったと判明したそうです。
Aは独身であるということに劣等感を抱いており、少しでも周りから自分を良く見せようとしていたようです。
やがてA自身にストックされていたMPも尽き、加齢の影響で自然回復することもなくなり、結果としてありのままの自分をクラブのメンバーに見せようと覚悟を決めたそうですが、どうしても見栄を張っていたという真実を話す気になれず、今回メンバーに聞かれたことを機に全てを洗いざらい話したということでした。
家庭を持った優しいパパを演じていた姿にすっかり騙されていたメンバー達は、当時その告白に思わず驚いてしまって声も出なかったそうですが、妻子持ちであろうとなかろうとAは取り繕う必要もないくらいにありのままの姿が良いのだと諭し、メンバー達の寛大さにAも思わず涙をこぼしました。
Aの涙に一層の団結力が高まったバレークラブ。
チームの中でも特に腕の立つレギュラーメンバーは奮起し、その後社会人バレーの地区大会で見事準優勝をしてAを喜ばせたそうです。
上記の話は今回の不倫、浮気の話とは全く関係ありません。
先日友人から聞いた話では――……いや、やはりこういった話を記事に載せるのはやめておきましょう。
私は人から見たり聞いたような話を面白おかしく皆さんにお伝えするのではなく、私自身が体験した話を面白おかしく皆さんにお伝えしたいと考えています。
スポーツクラブに妻子連れで通っていた旦那が、ある時親戚だと言い張って別の女性を連れてきて、後々バレてしまったことでクラブのグループラインが修羅場を迎えたという話はしないものとします。
例え不貞行為であろうとも人の不幸を聞いて笑うのは良いことではないでしょう。
私はそういった人間に落ちぶれないように振る舞いながら、それでいて明るい話題を皆さんに提供できるように努めたいと思います。
さて、私のブログにしては珍しく少々大人なテーマとなっている今回の記事。
不倫だの浮気だの世俗ではよく耳にするものですが、皆さんはこれらの言葉についてどう違うか正しく認識しているでしょうか?
不倫はどちらかというと昼下がりに放送されているドロドロとしたドラマでよく耳にする言葉で、浮気はその後に放送される刑事ドラマでよく聞くでしょうか。
不倫した男女の複雑に入り乱れた関係〜といった話と、浮気現場でのもつれが原因で起きた事件〜的な例えがわかりやすいでしょうか。
――まぁこれらの言い回し自体、今回の話にあまり関係してこないので聞き流していただいて結構なのですが、結局不倫と浮気の違いとは何かというのが今回のお話
早々に結論だけ言えば、不倫は既婚者が当事者となった人間関係のもつれを言うことが多く、浮気は独身の人間の不貞行為を指すことが多いようです。
どちらにせよ人聞きの悪い話ではあるのですが、人間関係だけでなく趣味や好みなどにも活用される分、浮気の方がライトなものであると捉えられがちで、不倫は更にその一線を越えているように考えられます。
実際問題、既婚者というものは戸籍上で正式な家族関係が結んでいるわけなので、それを反故にする不倫という行為は浮気よりも断然重たいものでしょう。
故に既婚者の不貞行為に対しては不倫という言葉が充てがわれても何ら問題はないですが、独身者に対しては不倫という言葉は不適切なものとなります。
しかし世間ではその対象が既婚者であっても浮気だと言われることが多々あります。
これはあくまで『ひょんな出来心』といった未遂からの事柄を指すものであって、その言葉の示す範囲は非常に広く、不倫が決定付けられた状態までを表すことができます。
既婚者に対しては疑いがかけられるふわっとした状態から言えるのが浮気。確定した状態のことを不倫と呼べるでしょう。
そして浮気と不倫では上記の通り言葉の意味合いの重さが異なります。
例に上げて説明をすると、既婚者が既婚者と浮気をした場合、それはどちらとも不倫だと言えます。
既婚者が独身者に対して浮気をした場合、これも同様に不倫と言えます。
あくまで当事者が既婚者であれば、既成事実が確定している時点で既婚者は不倫をしているわけです。
しかしながら独身者が既婚者と関係性を持っている場合はどうなるでしょうか?
この場合は独身者は既婚者の『不倫相手』という立ち位置になります。
独身者Aが別の独身者Bと関係性を持っている場合は独身者Aが独身者Bから見て浮気をしているという話になりますが、既婚者に対しての場合は世間的にABの関係性はどうだっていいものであり、既婚者の不貞行為に対して不倫という言葉が重んじられるわけです。
要するに結婚している上で不貞行為を働いた場合は『不倫』という世間的に見て前科にも等しい重すぎるレッテルが貼られ、独身者が貼られる『浮気』というレッテルは身内で勝手によろしくやってろという話になります。
何にせよ最終的には面倒くさい結果に終わるので、浮気も不倫もしてはだめです。
既婚者って既に離婚してても既婚者って呼ぶんじゃないんですか?
その場合は既婚者(有配偶者)と既婚者(無配偶者)で分けられるみたいですね。
うわ、めんどくさ。
だからバツが付く言われ方が浸透しているんじゃないかなぁ?
バツの数だけ男を魅了してきたのよ。
バツの数だけ人を不幸にしてきたと。
もしくは不幸になってきたと。
うるさいわね!!
そういうあんたこそどうなのよ!!
股の下に書かれた正の字の数だけ・・・
はい、この話終わり!
おつかれさまでした!