おしえて!!モヒカン帝国!!
おはよう、皆の衆。定次さんです。
ここ最近は身の回りで何か特別面白い出来事も起きていないので、今回も日記上で皆さんにお伝えできることはあまりないのですが、ここ数日間は日記に対しての姿勢がイマイチと言いますか、あまりまともな内容の記事を書いていないので、折角なので私の過去の面白いお話を一つばかし今回の記事にしたためようかと。よって本日の日記としたいと思います。
時は遡り、それは私がまだまだ思春期真っ盛りだった頃の話。
休日の昼下がり、特段何もすることがなく、私は自室のベッドで1人ごろごろと寝転んでいました。
漫画でも読んでいたのか、眠りに就く直前までの行動はあやふやとしていますが、次第にウトウトとし始めて気が付くと眠りに落ちていました。
しかしその矢先、ふと唇に何か柔らかいものが触れた感触がして目が覚めました。
その柔らかな感触は間違いなく唇。唇と唇が触れ合った瞬間であったと寝ながらにして思い、目を覚ましました。
唐突のことに驚き、体を飛び起こして周りを見回しても誰もいない。
部屋の扉を開けっ広げたまま寝ていたのでその瞬間廊下まで見渡すことが出来ましたが、誰かいるわけでも、誰かがいた気配もありません。
首を傾げ、後頭部を掻き毟りながら階段を降りると台所には親がいましたが、何か作業をしていたので私にちょっかいを出すようなことは出来ませんし、何よりそんなことをするとは到底考えられません。
一連をことを踏まえ、私が出した結論は「幽霊の仕業」。
その日、私のファーストキスは幽霊に奪われてしまったのでした。
そして月日が経ち、大人になった今でもあの時の感触は忘れられません。あの時のキスはとても柔らかく、とても優しかった。
嘘くさいですね。
いや、事実ですよ。それ故に謎めいていて素晴らしくないですか?
誇らしい私の歴史の一つです。
本人が満足なら、まぁいいか・・・。