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2024年9月10日300円で叶わない夢,300円で買える夢,ロト7,尽きないキャリーオーバー,情報弱者の心理

ロト7に踊らされているような気がします。

私が毎週毎週心を無にして購入しているのがロト7なのですが、購入を始めてからかれこれ何年経つかわかりません。

一番最初に軽い気持ちで購入して、それがビギナーズラックか何かでたまたま2,000円ぽっちが当たってしまったものですから、そこからはもう泥沼。今度こそ今度こそと追い求めている内に生活の一部に成り果ててしまいました。

しかしは毎週購入するにしても3口だけ。たかだか900円ぽっちの出費です。1ヶ月で見れば3,600円程度です。お菓子代みたいなものと考えれば微々たるものであると思います。

じゃあ別にこんなところで話題として取り上げる必要もないじゃないかと思われそうですが、今回私が悩みのタネと思ったのはそこではありません。

実はこの私もそろそろこのロト7の購入をやめようかなと思っているんです。

今はこうして毎週はずしては購入するを続けているわけですが、先日、宝くじ売り場の閉店時間に踊らされて仕事を急いでいた私がいました。

別にそこまで仕事が忙しいわけでもありませんし、帰ろうと思えば定時の17時30分に帰ることもできます。

しかしそう簡単に仕事が終わるばかりではないのが現実でして、実際優先しているのは仕事ではあるのですが、18時30分に閉店する宝くじ売り場を意識しながら仕事をするようになってしまったのです。

人間日常の中に賭け事の雑念が入るようになってしまっては堕落の一途でしょう。私はこれではいけないと思い、今回購入をやめることを考えたわけです。

とは言いつつも簡単にやめることが出来ないのがこのロト7。

“キャリーオーバーがなくなったらやめよう"とタイミングを待っているのですが、一向に持ち越し金額が減っていかない。それどころか増えていくばかりです。

仕組みをよくわかっていない人に簡単に説明をしますと、まずロト7というのは1番から37番までの中から好きな数字を7つ選んで、その7つの組み合わせを毎週金曜日19時から発表される当選番号と照らし合わせて当たるか否かを賭ける宝くじです。

数字を購入者に選ばせるとなると、その組み合わせの中から選ばれなかった番号が当選番号として選ばれることもあるので、その場合はその回の分の配当されるはずだった金額が次回へと繰り越しされます。これがキャリーオーバーです。

現在キャリーオーバーは50億円近くありますが、1等の配当金の上限は10億円。勿論繰越分から上乗せされての最高額(ベースは8億円だったでしょうか)なのでキャリーオーバーがなかった場合は10億円に満たない金額が配当されます。

仮にキャリーオーバーが30億円あったとして、その時にたまたま1等の当選数が5口くらいあった場合は平均化されてその分少なくなります。

場合によっては10億円当たる時もあれば、1億円しか当たらないということもある、それがロト7です。

で、その当たるわけもない配当金が減るキャリーオーバーの残高が尽きるのを待っていて、尽きたらやめようかなと思っているのですが、全然減っていかないというのが現状でして。

これまでにも残高がここまで貯まるなんてことはありましたが、こうもタイミングを合わせてくるとなると私の顔色を窺って当選番号を選んでいるようにも感じられます。

先述にもあるように、ここ最近は数字を絞って購入しているだけあって、「もしここでやめて、次の当選発表でその番号がきてしまったら…」と思うとやめようにもやめられませんし、本当に泥沼です。困ったものです。

毎週当選番号が発表されていて、1等の当選数も時折見かけるわけですが、本当に当選者がいるのかどうかも購入者からしてみたらわからないですからね。雲の上の情報なんてわかりません。存在しない情報に踊らされているだけかもしれませんし、それは触れてはいけないタブーなのかもしれません。

とりあえずは毎週のように900円を払い、その1週間を「もし当たったら」の妄想で浮かれるのは娯楽としては悪くはないかとも思っています。

毎週金曜日の発表日を意識したら仕事づくしの1週間もあっという間ですし、1口300円で夢を買うと思えば安いものです。

なのでこれからも買っていこうと思います。

追記:宝くじ売り場以外のコンビニでもロト7を購入することが出来ると昨日初めて知りました。これで私は宝くじ売り場の閉店時間に振り回されることはなくなりそうです。畜生。