エストニアからやってきたトレンド!新感覚ポテトチップス『GRAND POTATO CHIPS』食べ比べ!
おはよう、皆の衆。定次さんです。
ポテトチップスってあるじゃないですか。ポテトチップス。
その、何といいますか……ジャガイモを薄くスライスして油で揚げて味をつけたお菓子みたいなやつ。
まさしくそれがポテトチップスそのものなんですけどね。
・・・と思いたいところですが、最近の新しいポテトチップスにはそんな概念を覆す商品があるらしいんです。
へぇ、そうなんですね。
そもそも皆さんはポテトチップスを食べたことがありますか?
生まれたての赤ちゃん100人にアンケートを取ったところ、100人中97人が「食べたことがない」という回答をした妄想を今現在しているのですが、もしかしたら本当に生まれてこの方ポテトチップスを食べたことがないという人も大人の方の中にはいるのかもしれません。
そんな稀有な方を探して南米奥地のジャングルにある現代文明から遠くかけ離れた猿の一家を追ったドキュメンタリーを作ろうかという話が世界のどこかで持ち上がった瞬間があったのかもしれない傍ら、今回この下衆と皮肉では皆さんがポテトチップスを食べた経験があるという前提で話を進めていきたいと思いますので、もし万が一本当にポテトチップスを食べたことがないという人がいたのであれば、今回の記事を読むにあたって取り急ぎ近場のコンビニやスーパーで買ってきて食べてみるか、もしくは食べたことがあるという体で読んでみてください。
さて、コンビニジャンキーが跋扈する現代社会。このブログを読んでいる方の中でも普段からよくコンビニを利用されている方も少なくないのではないでしょうか?
コンビニに並ぶ商品にも流行り廃りは多いかと思われますが、最近はとあるポテトチップスが激推しされていまして、近日中にこのアイテムのブームがやってくるのではないか――、下手をすればもう既にブームがやってきているのではないかという商品がここ最近の某コンビニチェーンのいたるところに並べられています。
その名も"GRAND POTATO CHIPS“。
エストニアという、普段あまり馴染みのない国からの輸入ポテトチップスです。
このポテトチップスの特徴というものは何よりもその形状にあり、本来ポテトチップスというのはジャガイモをそのままスライスしたかのような歪な円形をイメージするかと思われますが、このポテトチップスは長方形の……少々大きめの短冊状になった形をしています。
ポテトチップスの1枚1枚は基本的に1口や2口で食べきってしまうものですが、この短冊状のポテトチップスは大きい形状をしているため、バーを食べるような感覚で食べることができ、1枚を何回かに分けて楽しむことが可能となっています。
テイストは現在確認できているだけで4種類。
・シーソルト
・バーベキュー
・サワークリーム&オニオン
・チーズ&オニオン
外国産のお菓子ですがどれも存外薄味で、何なら濃い味のポテチを求めている昨今の日本人には物足りないかも知れないくらいかもしれません。
一応私も全種類試しに食べてみたものですが、最も味付けが濃かったバーベキューが一番に感じました。
1枚あたりの大きさ、実際にはどんな味か、食べごたえはどうか、価格はいくらくらいか、メリットやデメリットはどんなものか……など色々と気になる方も多いかと思われますが、詳細を知る前にまずは原料となるジャガイモ達の話を聞いていきたいと思います。
どうも芋です。
加工前のジャガイモです。
えぇ、我々は芋です。
収穫されたジャガイモです。
今回は定次さんが次世代トレンドの新感覚ポテチを実食されたということから、私達もジャガイモの立場でお話をしていきたいと思います。
我々は消費される側です。
輸入品であろうと国産品であろうと、それがどんな形状であろうと我々は美味しくありたいと思って育ってきました。
エストニアの新感覚ポテチはこれまでのポテチの概念を覆す見た目をしているということから、美味しいだけでなく見た目から楽しむこともできる商品だということで我々もそんな商品の原料になりたいと思っております。
食べている様を見る限り凄くこぼれていたので、余すとこなくきれいに食べてもらえるジャガイモに育ちたいと思っております。
でもやっぱり願わくばカルビーさんや湖池屋さん、山芳製菓さんの商品として加工されたい!
興奮しすぎて芽が出てしまった・・・。
我々ジャガイモは美味しく育ち、そして美味しく食べられる。
これからどこに出荷されるのか知らされるそうですが、どんな結果になろうとも甘んじて受け入れようと思います。
はい、通知が届きました。
どこでしょうか?
我々は一体どんなポテトチップスとして美味しく加工されるのでしょうか?
廃棄だそうです。
美味しいポテトチップスは新鮮で美味しいジャガイモから。
様々な種類のスナックが市場に出ている昨今ですが、オーソドックスなものから奇抜なものまで選ぶ幅は非常に広いです。
他人のレビューなんか気にせず、自身が気になったものを購入し、自分の好きなポテトチップスを見つけていきましょう。
因みに私は最近健康志向のためお菓子全般に手を出さないようにしています。