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本物のクリームソーダとは・・・何だろうか?

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本物のクリームソーダとは何だろうか?

ご挨拶(ノーマル)

おはよう、皆の衆。定次さんです。

皆さんはクリームソーダはお好きですか?

大抵このような質問が投げかけられた時は投げかけた本人の好みに合わせた返答をしなければならない空気になるかと思われますが、私は皆さんがクリームソーダを好きであろうが嫌いであろうがどうだっていいと思っております。

何故なら、知ったところでどうしようもないわけですから。

 

私自身、クリームソーダを好んでいるのは事実ですが、ここで皆さんが私の問いかけに対してディスプレイ越しに「クリームソーダ好き!」なんて叫んだところで私の耳には届きません。

仮に町中で偶然居合わせ、ちょうど私が近くにいる時に「クリームソーダ好き!」なんてスマホ画面を見ながら叫ぶ人がいたとしても、私自身その人を訝しげな目でしか見ることができませんし、何なら関わり合いになりたくないからと、そっとその場を後にするかもしれません。

それでも尚、ディスプレイに向かって「クリームソーダ好き!クリームソーダ好き!」なんて繰り返し叫ぼうものならば、その瞬間に私はこの記事を書いたことを思い出し、結果、関わり合いになりたくないからとその場を後にするでしょう。

 

遠くで響く「クリームソーダ好き!」という叫び声。

次第に何事かと野次馬が集まり始め、叫び声の主はただ私の過去の問いかけに対して答えていただけだという理由で警察に連れて行かれてしまう運命を辿るでしょう。

なんと無情なことか。ディスプレイ越しのあなたはただクリームソーダが好きであることを私と共有したかっただけだというのに、肝心の私からは見放され、世間からはただの気狂いとして見られてしまう。

好みが合う仲間が増えるということはとても素晴らしいことですが、流石に仲間は選びたいところ。

クリームソーダが好きな私は今日もまたクリームソーダ愛好会を立ち上げようという野心を諦めざるを得なくなってしまうのです。

 

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私がいかにクリームソーダが好きであるかわかったところで、皆さんには一つ過去の記事を読んでいただきたい。

こちらは比較的最近投稿したばかりの記事。タイトルの通り、クリームソーダに関して持論を述べる内容です。

今回の本題は上記記事の続編でもあるため、まずは内容を読んで事の経緯を理解していただけるとありがたいです。

文字数にして3536文字。原稿用紙びっしり書いて9枚分ものボリュームがありますが、暇つぶし程度にじっくり読んでみてください。どうせ時間なんてありあまっているでしょう?

記事を読んでもらっている間、
我々は踊ってますんで。

私のブログというものは何かと冗長が多く、長々とした言い回しでありふれています。

上記の記事は3500文字超もあるので読み終えるには5分少々かかるでしょうか。

コスパよりもタイパが求められる昨今。余計なことに時間を取られることを嫌う現代人にとって私のブログの記事は目障りでしかないかと思われます。

故にまともに読んでいるという閲覧者の方はあまり見かけないので日々悲しみに暮れているわけですが、下手な小説よりも読みやすいと思われますので、時には一字一句読み漏らさずに丁寧に読んでいただきたいものですね。

 

――さて、踊りながら小言を漏らしている間に皆さんも過去の記事を読了できたでしょう。

この下衆と皮肉というブログは学校のような存在ではないので、何かしらの記事を読めと指示をしたところでそれに対するレポート等を求めることはありません。

私が皆さんに求めることは、しっかりと読んでもらえたかどうか。それだけです。

クリームソーダに対する熱が伝わったかどうか……それを理解してもらえたら後は何も見返りは求めません。

 

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読んでもらった通り、以前、私はとある喫茶店のクリームソーダに幻滅し、店内に貼られていたwebアンケートを通じてクレームを送り、改善を求めました。

客一人の声が届くかどうかは定かではありませんが、届かなければアンケートの意味がまるでない。

私は私自身が高らかに上げた声が届いていることを信じ、1ヶ月後に再度お店に行って"新しくなった"クリームソーダを注文することと決めました。

 

――が、その1ヶ月というのはあまりにも長過ぎました。

 

仮にアンケートの声が反映されるとしても、1ヶ月もかかることはないでしょう。

前回クレームを送ってから大凡10日。遂に待ちきれなくなってしまった私は昨日、銭湯に行った帰りの足でその喫茶店へと行きました。

 

迎える週末、華の金曜日――割と遅い時間帯にも関わらず、お店の中は存外混雑していました。

私は友人と奥の方の席へと座り、クリームソーダと……そして小腹が空いたからと言うことでカツサンドの2つを注文しました。

若干湯当たり気味で具合が悪かったのですが、その時の私の頭の中はクリームソーダがどうなっているかということしか考えがありませんでした。

話が弾むテーブル……数分が経過したところで厨房の方から友人が注文した飲み物と、私のクリームソーダが運ばれてきました。

遠目に見ても前回と何ら変わりないビジュアル……ソーダの水面から圧倒的に乖離したクリームの存在、溢れんばかりに放り込まれた氷、氷、氷……。

 

「またしても……」

 

クリームソーダの内容に変わりがなかったのも残念でしたが、それ以上に私の声が全く届いていなかったというのが非常に残念で仕方がない瞬間でした。

上に盛り付けられたクリームにスプーンを突き刺し、ソーダにくぐらせてからそのクリームを食らう……またしても敷き詰められた氷にその楽しみが憚れるのかと思うと何ともやりきれない思いになりました。

 

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プンプンと怒りながら友人に愚痴る私。

具合悪く怒りながらもテーブルの中の話は弾みます。

熱が入って盛り上がるトークに反して全く溶けることのないクリームソーダの氷――、心なしか話のペースに合わせて口をつけるペースが遅れているように感じました。

 

――ここで一つ疑問を抱く私。

『喫茶店』とは食事を摂りながらも、談笑だの勉強だの仕事といったことが捗る落ち着いた空間という概念がある場所です。

飲食店でありながらも客の回転率は悪く、居座る客も多い。

今回私は友人と話を弾ませながらその空間に身を委ねていたこともあり、長持ちするクリームソーダに救われた部分がありました。

 

「長居するのが目的であれば、このクリームソーダの形は正解なのではないか?」

 

確かに氷でかさ増しされている姿を見ると非常にコスパが悪いように見受けられます。

しかし、氷でかさ増しされていなければきっともっと早くに飲み干すこととなり、長居をしている以上、結果的に物足りなくなります。

お店としてはそこで再注文や回転率の上昇を見込むことができるかとは思われますが、客が求める喫茶店という憩いの場を作り上げようとした結果として作り上げたスタイルなのであれば、そこに私は言及することはできません。

本当にそれが目的でこのスタイルの計算高いクリームソーダを提供していたのであれば、私は以前に送った粗野なクレームを恥じ入らなければなりません。

 

とりあえずのその日は具合も悪かったこともあり、未だに寛ぎたい友人を急かした上で、webアンケートに「クリームソーダの氷が大きすぎる」とだけクレームを入れてお店を後にしました。

結局クレームは入れるんですね。

塵も積もればなんとやら。
次回行くときには改善されていると良いですね。

すっかり常連さんだ。

to be continued...