消えた綿菓子!その行方はどこへ・・・?
おはよう、皆の衆。定次さんです。
ふんわりふわふわ、お口に入れたらたちまち溶けてなくなるあまーいお菓子。それが綿菓子。
いきなりの自分語りで申し訳ありませんが、実は私、綿菓子が好きです。
綿菓子自体が私のことを好きであるのかどうかはわかりませんが、遠い昔、別の世界線で私自身綿菓子を食べながら町中を歩いていたところをスキャンダルされた過去がありました。
ゴシップ誌の一面を飾り、世間で騒がれた一件。あまりにお似合いな組み合わせにSNSでは称賛の嵐が巻き起こりました。
しかし後日、そんなお似合いな組み合わせだと騒がれたにも関わらず一人で歩いている姿をスキャンダルされ、ナイフ片手に突っ込んできた記者にインタビューを詰め寄られて「綿菓子はその後に美味しくいただきました」と発言したところ、その内容にSNSは大炎上。
カニバリズムだと揶揄され、倫理観を酷く問われた後にその世界線を後にする結果となってしまいました。
今過ごしているこの世界線では綿菓子を人前で食べても決して騒がれることはありません。
メディア上に取り上げられて話題にならなくなってしまったのは少し寂しいところもありますが、堂々と人前で綿菓子を食べられる世界で住めるようになったのは非常に嬉しい限りであると思っています。
簡単な作りで素朴な味わいながらも昔から愛され続けているそんな綿菓子ですが、最近ではどういうわけかそれなりに価格が高騰してきている気がします。
1円玉を3枚握りしめてスーパーにやってきた子どもたちでは到底口にすることができないくらいに値上がりしてしまった綿菓子。
砂糖を熱して糸状に吹き飛ばし、それを棒状の物に絡めて袋に詰めただけのそんな商品が一体どうしてそこまで高くなっているのでしょうか?
原価率こそ普段からあまり考えるようなことはしておりませんが、こればかりはなかなかどうして疑問にばかり思ってしまいます。
昨今ではその見た目の可愛さから"映える"を理由に若者からの人気は衰えるところを知りません。
需要の高さを考えたらここ最近の物価高騰に便乗して値上がりすることも利口な手段でしょう。
故に最近はもっぱらシンプルで安価な綿菓子が徐々にシェアを狭くしているような気がしてならないのです。
先日、私も見た目の物珍しさからそんなカラフルな綿菓子を購入して食べたのですが、それがまたなかなかのお値段のするもので、食べた後に舌の色が悍ましいことになるわ、口の周りはベットベトになるわであまりいい思いをしませんでした。
結局のところ『ふわふわであまあま』であれば綿菓子はそれでいいという考えに至り、スーパーで1袋あたり88円くらいのシンプルな綿菓子を探し出していくつか購入したのがついこの間の話なのですが、どういうわけかいざそれを食べようとした際にその買いだめしておいた綿菓子がなくなっていたという事件が起きました。
こうも綿菓子を推してますが、実を言えばそこまで綿菓子への愛はないんですよね。
あぁ?喧嘩売ってんのか?
とは言いつつ、何だかんだで順々に食べようとストックしていた綿菓子がなくなったのは疑問であり、遺憾なこと。
最終的にもどかしさだけが残ってしまいました。
身内の誰かが食べたとか?
それはないと思います。
泥棒が入って食べたとか?
綿菓子だけを狙って?
それもないでしょう。
何か心当たりはないんですか?
そもそも元々いくつ買いだめしていたんですか?
多分3袋。
もしかしたら2袋だったかもしんない。
実際に食べた数は?
多分2袋。
もしかしたら3袋だったかもしんない。
じゃああれだ。
あんたが犯人だ。
綿菓子だけにふわっと消えたようなオチはないんです?
ないない。
思い違いで終了。
綿菓子だけにお"わった"って感じですかね?
面白くない。
甘くないなぁ・・・。