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【リアルタイム実況ブログ】蒙古タンメン中本『北極ラーメン』に挑戦!!

2023年7月6日

Sound Only.

ご挨拶(神妙)

おはよう、皆の衆。定次さんです。

現在時刻は夜の23時30分に差し掛かろうとしているところ。

つい先程コンビニに立ち寄ったついで、たまたま蒙古タンメン中本さんの北極ラーメンが目に入ったので衝動的に購入してしまったのですが、今しがた私の傍らにはお湯が注がれたそのカップ麺が鎮座しております。

出来上がりまでおおよそ5分。何とも複雑な心持ちで現在このカップ麺を前にキーボードを叩いている次第でございます。

 

実を言えば私、辛いのはそこまで得意ではございません。

ピリ辛くらいの辛さを好んで食べる程度にしか辛味に対して嗜好を持っておらず、過去には意地を張って激辛カレーラーメンに挑戦して痛い目を見た経験もしております。

 

本来であれば今回は別の記事を投稿する予定になっていたのですが、「どうせならこの北極ラーメンを食べる実況記事を書いてみたらどうだろうか」という案が自身の中での緊急会議で議決されまして、時間も足りないということから急遽当該記事に差し替えられることとなりました。

 

――さて、いよいよ5分が経過してできあがるところ。

北極ラーメンが辛いことは耳にしています。

過去に何度か普通の蒙古タンメンを食べてきましたが、その普通の蒙古タンメンが食べられたからといって北極が食べられるわけではないということは重々に理解しております。

だからこそこれまでずっと避けて通ってきました。

明らかに辛いものであるとわかっていたから――むざむざ地雷を踏む必要もないだろうとわかっていたから私は避けて通ってきていました。

しかし今回はどんな気の迷いが働いたのか、何を血迷ったのか……どういうわけか地雷に思い切り飛び込むという行為に出てしまいました。

今現在、私のすぐ真横には禍々しいくらいに赤色の際立ったカップ麺が出来上がっています。

かき混ぜるだけでドロっとした粘質のスープが掘り起こされ、いかにその辛さの質量が密であるかがよくわかります。

今回、一応対策として飲むヨーグルトも合わせて購入しました。

冷たい水などで口を冷やすというのが定石かと思われがちですが、このような甘さもあって粘度もある飲み物が胃腸を保護し、辛味を抑えてくれるため、辛い食べ物に挑戦する際は飲むヨーグルトや牛乳が必要不可欠だったりします。

 

飲むヨーグルトを一口飲み込み、念のため冷たいお茶を入れたコップも用意。これで準備は万端。

今、私は初めてとなる未知なる辛味へ一歩を踏み出すべく、軽く一口を口に入れました。

 

 

あかん。これはあかんですよ。

率直に辛い。痛い。

自転車で前のめりに転んでアスファルトに顔面からぶつかり、その拍子に前歯を折って同時に唇をずたずたに引き裂いた過去を思い出させるかのような痛みと熱さです。

最初はとてつもない痛み。刺すような痛み。後はもう痛いのか熱いのかよくわかりません。あとむせます。すごくむせます。

多分、きっと、恐らく味自体は美味しいのだと思うのですが、いかんせん内気と言いますか、それ以外の要素がオラオラ過ぎて全く美味しさがこちらに顔を覗かせてくれません。

私の脳は初っ端の爆発が与えた消火活動にかかりっきりでこの北極ラーメンの旨味を見つけてくれません。

北極ラーメンが出来上がってから既に数分が経過。それでも尚私はこうしてキーボードを叩き続けているのは辛さから逃げたいからでしょうか。

恐らくそれなりに冷めてきたらそれなりに食べられるようになると思うのですが、正直なところまさかここまで辛いとは思ってもなく、つい食べるための手が止まってしまいました。

 

……全く箸が進まない。

普段であれば日々投稿する内容の惰性な文章にマンネリを覚えることもあるのですが、今回に限っては箸に手を付けたくないという理由からいつも以上にキーボードを叩く手が止まりません。

体が本能的に拒否をするとはこういうことなのでしょうか。

あぁ、飲むヨーグルトがこんなにも美味しいと思える日がこれまであったでしょうか。

購入した飲むヨーグルトの容量はおおよそ300g弱のものなのですが、今更ながらこれだけでは圧倒的に量が足りておりません。

少し前の私に掴みかかってでも言い聞かせてやりたい。飲むヨーグルトは海外で購入できるようなガロン単位で購入するべきであると。

この記事が文字媒体であるから然程緊張感がないように思われる方も多いかもしれませんが、もしこれが実際に口頭で実況していたら私は何一つとして話せていないでしょう。

ずっとヒーヒー言うだけの内容で、それを聞くリスナーが手を叩いて笑うだけの実況となっていたでしょう。

 

キーボードを叩き続けることで何とか目を背けてはいるのですが、最終的にはこの激辛ラーメンを食べ切らなければなりません。

皆さんも子供の頃から食べ物は残さないよう躾けられてきたかとは思いますが、悲しいかなこんなに辛いラーメンにもそれは適用せざるを得ないのです。

 

――何だかんだで徐々に減りつつはあります。

温度が下がるに連れてオラオラな辛味は徐々に大人しくなり、次第に食べられるようになってきました。

スープの温度が下がっただけが理由ではなく、ここで改めて分析すると表面の辛味オイルがとてつもなく辛かったのではないかと思われます。

確かに残るスープもそれなりに辛いです。

しかしながら上澄み部分がなくなった今、残るのはそれなりに辛くて美味しいラーメンであって無事に峠を越えられたのではないかと実感させられるくらいにまで辛味がマシに思えるようになりました。

 

――さて、それなりに時間はかかりましたが今しがたようやく完食です。

塩分量は控えたいのでスープを残しての完食ですが、無事に食べ切ることができて良かったと思います。

今回北極ラーメンを食べきったことを自身の中で大きなステータスとしたいところではありますが、流石に今後もう食べる機会はないかなと考えております。

私くらいのレベルであれば普通の蒙古タンメンをたまに食べるくらいでいい――激辛ラーメンを美味しく食べるとはこういうことであると改めて勉強させられました。

明日はきっとトイレに行くのが怖くなるだろうなと今になってビクビクしていますが、話のネタにもなったのでとても満足です。

 

食べ終わった後、一口だけだけ食べたチョコミントアイスのなんと美味しいことか。

美味しさを理解するとは辛味も甘みも全て加味してのことだという話で今回はここで終わりとしたいと思います。

あぁ、口の周りがずっとヒリヒリして変な感じです……。

【おおブリネリ】

おおブリネリ ごめんね辛いの食べたよ

私は辛いの  苦手なのよ

あなたの尻拭いを させられるのよ

ヤーッ!!

ホーッ!!

ホトゥラララ!
ヤッホ ホトゥラララ!
ヤッホホ!

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