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【実体験】夜のコンビニは危険がいっぱい!?

コンビニでハシゴをしよう!

ご挨拶(ノーマル)

おはよう、皆の衆。定次さんです。

世の中には本日が休みの人も多いでしょう。

もしかしたら仕事の人もいるでしょうし、若い人は部活に励んでいるかもしれません。

休みだからと言ってまだまだ布団の中でゴロゴロと過ごしている人もいるかもしれませんし、何ならこの一日ずっと布団の中で堕落した時間を過ごす人もいるかもしれません。

どんな土曜日を過ごすのかはその人次第。私とて今からこの記事を書き始めるわけですから、世間の人々と何ら変わりない土曜日を過ごすのではないのかなと感じております。

さて、そうしてこれからブログ記事を書き始めるそんな私ですが、気になる現在時刻は正午を過ぎて12時40分くらい。丁度お腹も昼時を感じて空腹感が脳みそへと欲求を始める頃合いでしょう。

私はそんな空腹の時間帯に輸入品のインスタント麺を適当にブレンドし、アレンジし、それなりに食べやすい形でお昼をいただきました。

ピリリとした香辛料が舌に残り、エスニックな余韻を感じながら書き始めております、今回の記事でございます。

輸入インスタント麺がどういったものか詳細を知りたい方はこちら!

 

――随分と長い前置きとなってしまいましたが、正直なところ書き始めに迷っておりました。

『輸入品のインスタント麺を食べながら書いております、今回の記事でございます』という言い回しを使いたかったがために、どんな入りで書いていこうかなと考えていた結果、閲覧者の皆さんに対して「どんな土曜日を過ごしているか」なんていう当たり障りのない、何とも得のない質問を投げかけてしまいました。

私がどんな時間帯に記事を書いているか、皆さんがこの土曜日にどんな時間を過ごしているかなんて正直どうだっていい話です。

 

別の世界線ではかの有名な学者も学会で論文を発表する際、場の空気を和ませようと他愛もない雑談から話し始め、結果としてその日は学会の予定日とは違う日だったために誰もいない会場で一人延々と中味のない話を続けていた……なんて話もあるそうです。

 

誰もいない会場。一人ぽつんと壇上でとりとめのない話を延々と続ける学者。彼は話し続けていればきっと参加者がやってくるだろうと期待しながら話し続けていました。

誰もいないのがわかっているのに、自身の集大成である研究結果を話しては何の意味もありません。だからこそ彼は延々と話し続けたのです。

自身の話……自分がどうして学者を志すようになったのか、最終的にはどういった目標を掲げているのか――居酒屋でお酒を嗜むようにゆるいスタンスから自分語りを始め、次に自分の好きな食べ物、血液型、家族のこと、自分の学生時代のこと……話がエスカレートしていくに連れて徐々に感情が高ぶっていきます。

熱のこもったとりとめのない話。ボディランゲージを盛大に駆使して誰もいない会場に自身の経歴をあられもなく披露していきます。

話し始めて2時間と30分が経過した頃、少しヒートアップしていた自分の姿に気付いたのか、一度休みを取りたいと言って彼は壇上から降りました。

「水が一杯ほしい」

水道をひねり、蛇口から勢いよく流れる水に彼は直に口をつけて喉を鳴らしながら飲み始めます。

跳ねる水に顔の周りもこの日のために購入した一張羅も水浸しにしながら彼は大きく一息をつき、そして今一度蛇口から手のひらに水を溜めて顔を洗いました。

がらんとした会場。誰もいないことを確認し、彼はまた誰かがやってくることに期待しながら自分語りを始めました。

学会の発表予定日は再来年の3日後。彼は水だけを飲み、今日も延々と誰もいない会場で自分語りを続けています。

 

私の住んでいる地域は本日生憎の曇り空。

照明もつけず、大窓から差し込む心もとない日光を頼りに現在この記事を書いておりますが、その雰囲気もあってかどうも盛り上がりに欠けるところがございます。

それほどまでに土曜日の日中というものはダレるものだと常々感じる今回のお話の始まりですが、皆さんはこのダルい気分をいかにして解消しているでしょうか?

 

人間というものは不思議なもので、ストレスなどの解消には決まったものがなく、それこそ世間的に多くの人が共感できる解消法もあれば、誰しもがドン引きしてしまうほどのマイナーな解消法があったりと様々です。

そしてそんな中でも特にポピュラーと言いますか、多くの人がモチベーションを上げる行為として言われているのが買い物。

何かしらを購入することで充足感を覚え、ダルさやストレスと言った感覚を上書きします。

その購入する商品のボーダーこそ安価であったり、高価であったり、多量であったり少量であったりと人それぞれなところもありますが、この記事を読んでいる閲覧者の方々の中にもこの話に共感を持てる人もいるのではないでしょうか?

 

昨今ではどこに行ってもすぐにコンビニが見つかります。

コンビニ一つ一つは規模こそ然程大きいものではないですが、食品類から日用品まで幅広いジャンルの商品を取り扱っており、地域差こそあるにせよ、基本的には24時間営業していることで非常に利便性に富んだ商店となっています。

ちょっと何か物足りない時には近場のコンビニでお菓子を買って満足……そんな人も多いのではないでしょうか。

しかしながらジャンクフードが主食となりつつあると言っても過言ではない昨今。

日々ラインナップが変わるとは言え、ふらっとコンビニに買い物に来たとて、どこか飽きを覚えてしまったのか、もしくはたまたま気分じゃなかったのか……そんな考えから結局何も買わずに店を出るなんてこともしばしば。

そんな時ほどもやもやとした気分が晴れず、より一層ストレスを抱えてしまったりします。

 

……で、あればそんな時にはどうやってもやもやを解消すればいいのか?

答えは簡単。他のコンビニに立ち寄ればいいだけ。

このご時世、様々なコンビニチェーンが幅を利かせています。ライバル店同士、隣や斜向かいに経っていることも珍しくないでしょう。

コンビニに立ち寄り、結果いまいち虫がおさまらないという人は別のお店にハシゴをしても良いのかもしれません。

 

――先日、私はコンビニに立ち寄るも、どうしても気分が乗らずに何件もハシゴをすることがありました。

不運と言いますか、どうしても何か気持ちの悪い空気を感じ取っていたのでしょう。買い物もままならず、どこの店でも険しい顔をして何も買わずに後にするばかりでした。

 

まずは1件目。

その日、私は有料アプリをコンビニ払いで購入するためにとあるコンビニに立ち寄りました。

元々の目的はあくまでアプリの購入。バーコードを片手にレジへと差し出し、支払いを済ませました。

しかし折角コンビニに来たわけですから、手ぶらで帰るのも面白みに欠けるところです。

私はレジでお会計を済ませると、何かしらつまめるものがないかと店内を物色し始めました。

然程空いてもいないお腹……この状態を満たしてくれるベストな商品は何だろうか……。

別段無理をして買い物をする必要はないのですが、ここで更に小さな買い物をしたら自分の中の小さな溝が埋まるだろうという気持ちがあったと思います。私は狭い店内をわりと長い時間をかけてうろついていました。

それにしてもこのお店、駅近くだというのにお客があまりいません。時間帯も夜の22時頃でしたが、平日とは言えこの時間帯であればもっとお客がいてもおかしくないはずです。

珍しいこともあるものだと思っていた矢先、しばらくするとドヤドヤと大人数が入ってきました。

広い店内でゆっくりと買い物をしたかったところですが、お客さんが増えるのは致し方のない話です。

しかし何だか妙に騒々しい。

一体どんなお客が入ってきたのかと思って様子を見ると、恐らく観光客であろう東南アジア系の浅黒いおじさんおばさんがグループで入ってきていました。

外国人を悪く言うわけではないですが、国が違うとマナーが変わり、日本の常識が通用しない部分が出てきます。

案の定、通路の邪魔になったりで落ち着いて買い物もできなくなり、私の不快度指数は一気に跳ね上がりました。

騒がしい連中に意識を向けていてはろくに商品も選べないではないか……何だか嫌だなぁという空気をヒシヒシと感じ始め、私はなるべく彼から離れた冷蔵の陳列棚の商品を見ることとしました。

すると今度は恰幅が良いと言いますか、ふくよかと言いますか、妙に体の大きい男の人が私の後ろを通り、近くで商品を見始めました。

その時は別段気にも留めることはなかったのですが、少ししてから凄く臭ってきまして……。

食品を眺めている最中、不快な臭いが漂ってきたらとても買い物どころではありません。

たまったもんじゃないと思い、これまで長々と物色していながら結局私は何も買わずにお店を後にしたのでした。

 

視界から嗅覚、聴覚の3点から気分を害し、結局手に残るものを何一つとして買わなかったコンビニでの買い物。

このモヤモヤとした気分を払拭するにはどうしたら良いか……、結局コンビニで満たされなかった欲求はコンビニで満たすしかないと考え、その帰り道に別のコンビニへと立ち寄ることとしました。

 

先程のお店と比べて若干駐車場が狭いこのコンビニ。

以前はよく利用していたのですが、最近は立地上の都合であまり使っていません。

しかしたまには良いものかと思って立ち寄ったのですが――、敷地内で高校生であろう若者達が自転車を囲んで何やら遊んでいます。

私が車を駐めるところから離れた場所で集まっているようだったので何も気に留めることはなかったのですが、その遊んでいる光景が自分達の乗ってきた自転車をひっくり返して撮影しているという何だか珍妙なもので、本人らが盛り上がればそれは別に良いのですが、どことなく共感できない面白さがそこにはありました。

更にお店に入る直前に別の車が駐車場に入ってきたのですが、その車両が駐車場に侵入する際、「ザッ!!」という大きな音を上げて入ってくるのが見えたのです。

明らかに底を擦った音。

よく見ると駐車場の入り口に少しだけ縁石が盛り上がった部分がありました。

明らかに必要のない盛り上がった縁石部分。コンビニの前がいくら明るいとは言え、夜で暗い中でこんなブービートラップに引っかかってしまうという物悲しさと言いますか、そのお店の気の利かなさや、もしも自分が逆の立場だったらと考えると非常に憂鬱になり、お店に入る手前から気持ちが盛り下がってしまいました。

 

先程のコンビニとはまた違ったチェーン。

ここであれば先程求めていた商品が見つかるだろうかと改めてうろついていたのですが、どうも見つからない。

何が欲しいのかと聞かれても、答えることができないのですが、漠然と何が欲しいのかわからない状態が続きました。

結局買いたいものが見つからなかったらなかったで無駄遣いをしなくて済んだとポジティブに考えられるとは思ったのですが、その直後にとあるものを見てしまったことで全ての気力が奪われてしまいました。

 

それは下着のような薄着にトレンチコートだけを羽織った浅黒い貧相な姿のジジイ。

 

飲み物の棚を眺めている際、ふと横を見ると足部分を露出しているコート姿の男性が立っているのに気が付きました。

傍から見たら裸にコート。一時期流行った変態スタイルです。

しかし実際正面を見たら浅めのスパッツにヨレヨレの白いインナーシャツ。恐らく下着の上に面倒だからとコートを羽織っただけでやってきたのだろうと私は考えたのですが、最終的にはどうしてジジイの汚い生足を見なければならないのかと思い、気分を悪くしてしまいました。

堂々と立ち振る舞っているわけではない……お客の間をこわごわとした態度で、まるで身ぐるみを剥がされた後のような姿でそのジジイはレジへと消えていきました。

 

かつて私はレインボーカラーのブーメランパンツ一丁でジョギングをしながらコンビニへと入っていったジジイを遠目に見たことがあります。

その時期はまだ暖かい頃でしたが、昨今の気候はもう寒い。そんな中でよくもまぁあんな格好ができたものだとしみじみ感じましたが、結局そのお店でも気持ちが乗らず、何も買わずに後にしたのでした。

 

その後、もう1店舗立ち寄り、適当にサラミとカニカマを購入しようやく帰路へと就いた私。

買い物こそしましたが、最終的に溜飲が下がることはなく、これまで生きてきた中で最も気分の悪い買い物になりました。

本来であればコンビニのハシゴで解消されるストレス。たまにはこんな風に一層のストレスとして蓄積されるものだと改めて実感したのでした。

ストレスの解消法は人それぞれ。
決して買い物だけが解消法の全てではないですよね。

今回の記事の文字数がそれを如実に表していますね。