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ちょっとしたダイアリー『酢飯をお腹いっぱい食べてみたい』

2024年2月15日シャリを残すな,回転寿司,東京ドーム○杯分,酢飯のススメ

ちょっとしたDiary.

ご挨拶(敬礼)

おはよう、皆の衆。定次さんです。

皆さんは酢飯ってご存知ですか?

文字通りご飯にお酢を適量混ぜたやつです。ご存知でない方はお寿司も食べたことがない貧乏人なんですね!あはは!

――と、下手に煽り散らかせばどう炎上するかもわからないこのご時世。一昔前は贅沢品と言われていたお寿司も100円均一の回転寿司が普及してからというもの、随分と身近なものになりました。

しかしそうも身近な存在になりつつも、お寿司=贅沢という固定観念が根付いているのはいつの時代も変わらないお話かもしれません。

50億年先、地球が太陽に飲まれてしまった世界では海もすっかり干上がり、炊飯器に入れて炊きあがったご飯も蓋を開けた瞬間に乾燥米のようにカピカピになってしまい、お寿司なんて到底食べられる状況ではなくなってしまいます。

お寿司が恋しいからということでこの現代へとタイムスリップしてきた――なんて妄想を掻き立てつつも、今日もまた贅沢品という理由でお寿司を我慢している私がいるのですが、そんな上述のお寿司の話とは関係なく、無性に酢飯が食べたくなる気持ちに陥ってしまう時があるというのが今回のお話です。

 

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お刺身が食べたいから酢飯を作る――そんな考え方もきっと間違いでは無いと思います。

私は大人になるとその考え方が逆転し、酢飯が食べたいからお刺身を用意するという方向へとシフトしました。

何ならお刺身すら用意することなく、酢飯単体でも一向に構わない。

しかし酢飯単体だとどうしても食卓に色がなくなってしまう……だからこそお刺身を用意しておきたい。

先日の私はそんな衝動に駆られてからか、居ても立っても居られずに仕事帰りの足で近所のスーパーへと立ち寄って、雑に値下げのシールが貼られたお刺身をいくつか買い漁った上で酢飯作りを開始しました。

仕事が終わって疲れた体。昼食以降は何も食べていないということから空の胃袋は無限に食を求めます。

酢飯であれば今なら何杯でも食べられる……胃袋に委ねた根拠のない自信を振りかざして、私は炊飯器にありったけの米をぶち込みました。

その量なんと2合。

食べ盛りの男の子や大喰らいの人からしたら然程大した量ではないかもしれません。

しかし2合という量は実際に目の当たりにしてみるとなかなかどうして多い量。ご飯茶碗で言えば4杯〜5杯分の量に換算――、つまるところ東京ドーム1杯分に大きく満たないくらいの量となります。

参考画像

ある日道端で見知らぬおっさんに急に声をかけられて「東京ドーム1杯分に大きく満たない酢飯を食べろ」と言われても困惑するでしょう。

「たかが2合程度」と鼻で笑う人もいるかと思われますが、そんな酢飯2合で満たされようとしていた私がこの世界に存在していたことを皆さんには知っておいてもらいたいというのが今回のお話。

炊いたお米を使い古したプラスチック製のボウルへとぶち込み、すし酢を混ぜながら酢飯を作り上げ、丼に移すのも面倒だからとボウルのまま食卓に並べて一人かっ喰らった時のなんとも虚しい気持ちは筆舌に尽くし難いものがありました。

勢いで炊いて酢飯を作ろうとしたのは良いものの、実際にはすし酢の分量がよくわからず、混ぜ方にもムラがあり、器もボウルということもあってあまり充足感を得られなかったのは口惜しいものでした。

適当に買い漁ったお刺身もやはり雑に値引きシールを貼られていただけあってあまり美味しく感じられず、結果としてお米2合を無駄に――とまでは言いませんが、あまり有意義に使えなかった食事となってしまいました。

 

この話はもう既に半月くらいも前の話となりますが、以降は無性に酢飯が食べたいという衝動には駆られていません。

いつどんな時にまた酢飯を食べたいという衝動に駆られるかは神様ですら興味のない話になるかもしれませんが、その暁には同じ轍を踏まないように一層美味しい酢飯を作りたいと思います。

 

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話をまたお寿司の話題に戻しますが、世の中には炭水化物ダイエットと称してネタだけを食べてシャリは食べずに廃棄するという非合理的な考え方を持つ人間がいるそうです。

この話題は一時期ネット上でよく見かけたもので、最近では沈静化したのかあまり見かけないようになりましたが、表立って見なくなっただけで水面下では未だ同様の行為を続けている人がいると考えられます。

寿司のネタが美味しいのはわかります。ですがダイエットとは言え、こんなにも美味しいシャリを残すのは正直いただけない話です。

 

残すくらいなら全て私のもとにもってこい!

 

そんなことを豪語してから実際に食べかけのシャリを持ち込む人が急増し、近隣トラブルから警察沙汰になったのは別の世界線での私です。

当時は毎日のように玄関先までやってきて直接酢飯を渡そうとする人の対応に辟易したものでした。

仕事から帰ってきてポストを覗けば投入口に必ず米粒が付着していてげんなりしたものでしたし、レターパックを受け取って中にぎっちりとシャリが入っていたのを見た時には恐怖すら感じました。

結果、このシャリ騒動によって何百人もの人々が臭い飯を食べる羽目になりました。

酢飯ごときで人生を棒に振るのはバカバカしい。

文字通り酸いも甘いも噛み分けて、みんなが満足できる食事ができるように心がけましょう。