さらば!アヒルの卵マン!


おはよう、皆の衆。定次さんです。
今回の話を閲覧する前に以下のリンクの記事を読んでいただきたい。
まとめるのが面倒なので沢山リンクを貼ってしまいましたが、どうせ暇を持て余してこのブログの記事を読んでいる皆さんのことです。ゆっくりと順々に目を通してみてください。
何事にも従順で純粋な皆さんだと信じ、上記の話全てに目を通したと捉えた上で今回の話を進めさせていただきます。
――あれほどまでに食を拒んでいたアヒルの卵の消費期限が先月遂に切れることとなりました。
既に6月に入って完全に事切れてしまったわけですが、どういうわけか燃えるゴミとして捨てるタイミングを逃したなどの理由で未だに冷蔵庫の中で保存されています。
今回はようやくその卵を捨てようと忘れない内にゴミ箱へと放り投げられたのでその報告と、こうまでして捨てなければならなかったアヒルゆで卵がいかに不味かったのかをおさらいしていきたいと思います。
――そもそも何故今日という日に至るまで冷蔵庫で保管していたのか。
先述の通りこれは捨て忘れていたということもありますが、第一に私自身食べ物を粗末にするという行為を許すことができなかったからでした。
しかしながらそんな考えを持つ私ですら食べられないほど不味いと感じたのが今回のアヒルのゆで卵。
消費期限が切れ、食べ物として認められなくなってから捨てるのはせめてもの私の良心であり、自己満足を満たすため、溜飲を下げるための行いでした。
卵1個分とは言え、これまでずっと冷蔵庫の中を圧迫してきたアヒルのゆで卵。
今思い返せば早いところ捨ててしまえば良かったと思えるものですが、こうして最後話のネタに使えたのが救いとなったと思います。
最初は物珍しさとそのパッケージの出来の良さに惹かれて購入しましたが、当時はまさかここまで食べられないほどの食品であるとは思いもしませんでした。
その不味さを紛らわせようと色々と工夫も凝らしました。
濃い味をつけて食べてもみましたし、何倍もの量のポテトサラダに混ぜて食べてもみました。
しかしそれでも不味かった。
決して食べられないことはないかもしれませんし、私が最も嫌いだと認識している"柿"より上をいくことはありません。
ですが、今回こんなにも苦戦を強いられたアヒルのゆで卵は好き嫌いだとかのベクトルではなかったと思います。
食べ物として扱えるかどうか――アヒルのゆで卵を食べて考えさせられた部分はそこだったと考えられます。
今後機会があれば食べることもあるかもしれません。
しかし自ら歩み寄って食べることは今後一切ないでしょう。
食べ物を食べ物として尊重する私に食べ物としての認識を狂わせた存在として、アヒルのゆで卵は私の中で永久に語り継がれていくはずです。

結局君は最後の最後まで食べきることが出来なかったんだね。

不味かったから仕方がなかったんだ。

前回の記事から5月に至るまでよく待ったと思う。
そこはアヒルの卵の代表として感謝したい。

でもやっぱり最後の1個を食べきれなかったのはすごく惜しいと思うよ。

不味かったから仕方がなかったんだ。

・・・。

・・・つくづく私もそう思っているよ。

アヒルのゆで卵とはもう二度と会わないかも知れない。
でも今後のために一つ私と約束をしてほしいんだ。

・・・約束?

準レギュラーでもいい。
今後もこのブログにキャラクターとして出してもらいたいんだ。

気が向いたらね。

けちー。