【第3回】AIタッグノベル!!
おはよう、皆の衆。定次さんです。
“AIタッグノベル!!“ルール説明
概要:当企画はWebサービス『AIのべりすと』を使用したオリジナル小説制作企画です。
ルール:下衆と皮肉管理人である定次さんから文章をスタートし、AIと交互に小説の内容を作り上げていきます。
1.無料会員なため最低限のサービスからのスタート(評判なら今後アップグレードもあるかも?)
2.AI設定はデフォルト(条件次第では変更の可能性あり)
3.ストーリー自体に重きはおかず、話の進行は全て成り行きのみ
4.ストーリーの進行上、無理だと思われる部分は修正が加えられ、加筆修正部分は別色で表示
5.当企画にのみコメント許可(コメントの内容次第では条件に加えられる可能性も)
6.更新頻度は日記投稿に困った時のみのため不定期(長期シリーズにしたいため、内容も適度なもので)
7.真面目に話を作り上げるだけでは面白みに欠けるため、不定期で定次さん陣営にぶち壊し役が出現
※ルールは随時更新予定
前回までのあらすじ
ガード下でうなだれていた男のもとに現れた謎の少女。
何が目的なのか、通りすがりと自称する彼女は男を起こすが、男は自身が大事にしていた財布を盗まれたと勘違いし激昂する。そのままちくわぶにピーナッツを詰めて炙ったものしかない場末のバーで寛いでいくように促そうとするが、何故か男は血反吐を吐いて崩れてしまった。
薄れゆく意識の中、男が視線の先に見たものとは……?
そう言うと少女はゆっくりと後ろ手に構えていたナイフを大きく振りかぶった。
背後を照らす月光が鋭利な刃先をぎらりと照らしているが、その眩しさとは裏腹に逆光に照らされた少女の影は塗り潰されたかのように漆黒に染まっていた。
彼女はどんな表情をしているのだろう。笑っているのか、怒っているのか、はたまた悲しんでいるのか――その表情は今にも刃物が突き立てられようとしている距離であってもまるで見て取ることができない。
男はもう抵抗しようとはしなかった。
最早これまでだ。全てを諦めたように男は目を閉じた。
―――しかし、いつまで経ってもその痛みが襲ってくることはない。
代わりに訪れたのは全身を包み込むような温かさと心地よい揺れだった。
目を開けるとそこは見知らぬ土地だった。具体的に言えば見たこともない駅だった。
先程まで見ていた光景は夢だったのか定かではないが、男は涎を垂らしながら電車の長椅子でうつらうつらと船を漕いでいたことに気が付いたのだった。
「……ここはどこだ?さっきの少女は?」
プシューという小気味よい音と同時に扉が閉まり、間もなく電車がゆっくりと動き始める。
ホームの明かりが遠ざかり、次第に窓の外が暗くなっていく。
「……今何時だ?」
周りを見渡すもそれといった情報が見当たらない。乗客もまばらで、ただ男にとってわかることは暖房がとても心地の良いものであったという感覚だけだった。
「……」
暫くぼんやりとした頭で考え事をしていた男だったが、やがて思考することを止めた。
今は取り敢えず状況を整理することが最優先であると考えたからだ。
「……よし」
まず最初に思い出したのは自分が何故このような場所にいるかということである。
男の名前は『田中』。
田中って誰だよ。
次回、乞うご期待!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません