小さな魔窟の物語


おはよう、皆の衆。定次さんです。
人間誰しもヒゲは生えるもの。
生まれたての赤ん坊や誰もが振り返ってしまうような絶世の美女、半日に1回は脱毛サロンに通い詰めているジジイでも、ただ単に目立たないだけであって誰にもヒゲは生えているものです。
私だってそうです。ヒゲという概念がない別の世界線でヒゲという存在を認識させたくらいには私にもヒゲというものは生えております。
故にこのヒゲ、ただ生やすだけでは無精髭と呼ばれるだけあって不潔や怠惰の象徴として日常のマナーから嫌悪される扱いをされてしまいがち……特にマナーにうるさいこの日本なんかでは、少しでもヒゲの剃り残しがあれば忽ち鬼の首でもとったように周りから指摘を受けて社会的な生存競争に大きな打撃を受けてしまいます。
いくら理性を備えても本能的には生存競争に競り勝ちたいと思うのが人間。よって、この厳しい社会の中で生き残っていくためにはそんなヒゲを常日頃から処理しなければなりません。
そこで重要となってくるのが"髭剃り"というツール。
この記事を読んでいる皆さんの中にも、いくらかこの"髭剃り"というツールの存在を知っている方もいるかと思います。
一方的に伸びてくるヒゲに対して「伸びないでください。縮んでください」と日々懇願しながら何とか毎日を過ごしている方も多いかと思いますが、そんな便利な道具を知らない方のために補足をしますと、この髭剃りというツールはそんな無慈悲にも伸びてくるヒゲを有無も言わさず刈り取ってしまう便利な道具だったりします。
髭剃りの形状は様々。T字をした形のものや一方に片刃がついている持ち手付きのカミソリ、電動のものもあれば、毛根から根絶することを目的として光熱で焼き切るものと幅広くあります。
最後の光熱で焼き切るものについては脱毛器なので髭剃りとは少しばかり違いますが、今回の記事はシェーバーと呼ばれる電動の髭剃りにおける取扱い上の注意を紹介していきます。
今回の記事は日頃からシェーバーを多用している方には是非とも読んでいただきたい。
シェーバーを使用していない人や、そもそも髭剃りを使用していない方にも是非とも読んでいただきたい。
そもそもどんな話題にも関心を持たない方であったとしてもこのブログの記事を毎日読んでいただきたい。

だったら毎日投稿するよう心がけてくださいよ。

仕事と娯楽で忙しいんだもん。
普段私はヒゲの処理に電動髭剃り――いわゆるシェーバーを使用しているのですが、このシェーバーというものがこれまた便利なものでして。
私はこう見えて肌が弱いところがありまして、シェーバー自体も肌に優しいメーカーのものを使用しているのですが、この手の商品というものは意外と精密なところがあり、値段が高ければ高いほど相応の性能やオプションが付属するものだったりします。
故に私もそれなりに大金をはたいてそれなりに良いシェーバーを使用しているのですが、ある程度高額なものになってくると本体だけでなく、充電スタンドを兼用する洗浄機も付属し、更には専用の洗浄液も必要となってきます。
そして今回の記事はそんな自動洗浄機の信憑性についてメスを入れていく話となっているのですが、果たしてこの手の洗浄機というものは本当に信じて良いものなのか……そんな疑問を解決していきたいと思います。
「専用の洗浄液を使用する専用の洗浄機なんだから間違いないだろう」
そんな考えを持っている方も多いかと思います。
しかし結論を言えばそれはバツ。間違いです。
私も洗浄機を信用し、普段から使用後に自動洗浄を行っていました。
しかしながら最近になってどうも独特な臭いがしてくるようになった……というか汚れが目立つようになってきたのです。
自動洗浄の他、手洗いもしてみようと流水を使ってバシャバシャと荒く洗っていたのですが、隙間を洗おうとした拍子にカバー部分が外れることに初めて気が付きまして、そこでようやくカッター部分の惨状を見ることとなりました。
シェーバーのカバーの中はヘドロのように固まったヒゲで根詰まりしていました。
洗浄液が癒着し、水で洗ってもまるで落ちる気配がない。
こんなにも汚れが中で固まっていたのかと驚愕するほどに私はその凄まじい状況を見て

何かあれですよね。

今回の記事って引っ張ってるわりにあまり面白くないですよね。

結局は"髭剃りもちゃんと掃除しないと汚くなっちゃうぞ"って話ですからね。

でも髭剃りの中を見た時の汚さは人に話したくなるくらい本当にすごいものでしたよ。
何しろ何年も積み重ねた汚れでしたからね。

何なら掘り起こせばプレミアがつくくらいのヒゲも混じっていたかもしれません。
洗い流すなんてもったいないことをしたかもしれませんね。

何にせよ今回の記事は"ハズレ回"ってことで。
時間も押していますし、簡単にまとめて締めてください。

皆さんもあまり自分を卑下しないように。
ヒゲだけに。

