【シーズン2】AIタッグノベル!!:第6話
“AIタッグノベル!!“ルール説明
概要:当企画はWebサービス『AIのべりすと』を使用したオリジナル小説制作企画です。
ルール:下衆と皮肉管理人である定次さんから文章をスタートし、AIと交互に小説の内容を作り上げていきます。
1.無料会員なため最低限のサービスからのスタート(評判なら今後アップグレードもあるかも?)
2.AI設定はナラティブ、スタイルはクリエイティブ設定(条件次第では変更の可能性あり)
3.ストーリー自体に重きはおかず、話の進行は全て成り行きのみ
4.ストーリーの進行上、無理だと思われる部分は修正が加えられ、加筆修正部分は別色で表示
5.当企画にのみコメント許可(コメントの内容次第では設定条件に加えられる可能性も)
6.真面目に話を作り上げるだけでは面白みに欠けるため、不定期で定次さん陣営にぶち壊し役が出現
7.解釈の難しい部分などにはジャッジが補足追加
8.10話ごとで区切り、その時点でまとめた内容を公開
※ルールは随時更新予定
そんな時、突如として耳を塞ぐ両手の間から陽気な声が入り込んできた。俺は思わず飛び起き、辺りを見渡すと目の前にはランドセルを背負った小学生がいた。
その子は楽しげに笑う少年に肩車されながら一緒に喜んでいる。2人はそのまま楽しげに走っていき、見えなくなったところで今度はボール遊びを始めた。それを遠目に眺めながら俺は大きくため息をついた。
(あぁ、そういえば今日は土曜日だったっけ)
今朝見た新聞の記事を思い出す。
昨夜、この町で高校生3人が行方不明になったそうだ。
3人とも仲の良い友人同士で深夜、いつもの溜まり場であった空き家に集合していたところを巡回中の警察が発見したらしい。警察はすぐさま110番通報したが犯人からの接触はなく、その後、捜索隊が派遣されて付近を隈なく探したところ血痕のようなものが見つかった。しかしそれだけで、それ以上の痕跡は一切なかった。
「この世界はどこかおかしい。まるで夢でも見ているようだ」
ヒーローになると志したのはついさっきだが、立て続けに起こるまやかしのような現実に俺は心を折らざるを得なかった。いや、折れるしかなかったのだ。
勢い良く駆け出した足は既に膝をつき、小学生ながらに俺は頭を抱えていた。
「俺はこの世界の何になればいいのだろう……?」
絶望の淵で天を仰ぐこの瞬間も、周りでは大小問わない無秩序な犯罪が蔓延っている。泥跳ねを食らったかのように顔に血を浴びて視界が真っ赤になる。つんざくような断末魔が聴覚を奪っていく。
俺が守るべき日常はもはやそこにはなかった。
ただ1つ、俺に残されたもの。
それが―――俺が手にする正義の刃。
それからの毎日、俺は寝る間すら惜しんで殺人を続けた。
あのおじいさんは言っていた。この呪物は選ばれた人間にしか扱えないと。だからあの時のおじいさんの言葉の意味をやっと理解することができた。確かに俺以外の人間が触れれば、恐らくあの呪物に触れることなく死んでしまうのだろう。
――そして、それはきっと俺も同じだ。
俺が手にしたあの銀箱が発していたのは、まさに死のオーラだった。
いつしかこの町も随分と寂れてしまった。寂れたというより廃れたと例えた方が的確だろう。
たった一人の子供が刃物を握っただけで水を打ったように静まり返った世界へと変わってしまったのだ。
死臭に覆われ、蝿やウジががたかるストリートを闊歩することに快楽を覚えてしまった。
建物の片隅からコソコソとこちらを伺う姿が垣間見られるが、視線を向ければたちまち影へと隠れてしまう。果たして俺はこの世界を救うヒーローとなれたのだろうか?一度折れた心へ寄せ木のように現れた呪物の刃物。傍から見れば悪そのものかもしれないが、俺は悪そのものであって今ここに必要とされている実感を受けて存在をしているのだ。
俺はこれからもこの凶器を手に持ち、悪を切り刻むことを誓い、俺自身を正義とすることに決めた。
ある日、路地裏を通りかかったところ偶然にも見覚えのある姿を見つけた。あの時に出会った、あの男の子だ。
彼は薄暗い道端で膝を抱えながら座っており、その瞳は虚ろに宙を見つめている。彼の周囲には大量の吐瀉物が散乱しており、そのどれもが原型を留めないほど酷く損傷しているものだ。鼻をつく臭いを嗅ぎながら彼のもとへ近寄ると、ふと彼と目が合った。
ぶち壊し役のせいで展開が意味不明です。
AIを試すために存在するぶち壊し役の発言が結果として私の首を絞めることとなって非常に辛い。
今後どう方向性を矯正していくのか期待です。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません