牛脂で炒める枝豆の莢は取っちゃだめ?
おはよう、皆の衆。定次さんです。
どういうわけか牛脂で炒めるレシピについての記事に関して日々それなりの高評価を受けております昨今でございます。
牛脂レシピの記事を手掛けるのもかれこれ何回目のものになりますが、調理法を変えたり、材料を変えたりとで毎回新しい発見を見つけることができるので、記事を書いている身としても楽しい限りでございます。
今回の記事についても牛脂を使った枝豆レシピの紹介となりますが、とある疑問について解消することができたのでその報告としたいと思います。
過去の記事についてはこちら!
牛脂枝豆を調理する際に感じた疑問点……それは『何故莢ごと炒める必要があるのか?』ということ。
実際問題、豆を食べる際"さや"を食べることはありません。
食べる必要はありませんし、そもそもそうそう食べられるものではありません。
莢部分を手で摘み、指で押し出して食べてこそ枝豆という趣こそありますが、ならば最初から豆の部分だけを炒めて食べれば良いじゃないかと思ったわけです。
枝豆の可食部分は種子の部分のみ。
料理をする際に下準備として種子部分だけを取り外すのが面倒――という考えもありますが、手間云々についてはまた別の話。
手軽にできるからこそ牛脂枝豆に注目が集まっているところもありますが、インターネット上で莢のまま火に通すレシピばかり紹介されている真意は手軽さという魅力の他、もっと別の理由があるからであると考えられるでしょう。
――さて、今回の記事は投稿する時間も遅いこともあり、回りくどい表現は避けていきたいところです。
タイトルから、冒頭の能書きから今回の話の本質がわかっている以上、早いところ結論を出してしまいたいところなので早々に検証結果について述べていきましょう。
事実、私は検証のために種子部分だけを莢から取り外して牛脂で炒めました。
現在様々なところで紹介されている牛脂枝豆のレシピですが、その内容が手間を鑑みた上で美味しいと評価されているだけのレシピであれば正直これは過大評価と言えるでしょう。
もし万が一種子だけを炒めたものの方が美味しかったのであれば、もし莢ごと炒める牛脂枝豆の美味しさの理由が見つけられなければ今後私はネット上に跋扈する牛脂枝豆の記事全てにバッシングを飛ばしてやろうと決め、手間ひまかけて一粒一粒丹精込めて莢から豆を取り出していきました。
で、実際どうだったんですか?
あのね、
やっぱり莢ごと炒めた方が美味しいと思います。
ほう、莢ごと炒める牛脂枝豆が評価されているのにはやっぱり理由があるんですね。
でもそれは何故なんでしょうか?
豆自体に味付けされるわけでもないじゃないですか。
枝豆を食べる時って莢から直接吸い出すように食べるじゃないですか。
はい。
居酒屋なんかでは殻入れと一緒に出される枝豆をよく見かけますよね。
その吸い出すように食べる工程が大事なんです。
味付けされた莢から染み出す塩梅が丁度いいと?
そういうことです。
その他にも直接豆を炒めて気付いたのですが、やっぱり直接火を通すと豆自体が固くなってしまって、変に香ばしくなってしまうんです。
そもそも枝豆の魅力って何だと思いますか?
・・・一粒一粒の味の濃さや風味でしょうか?
それもそうですが、実は湯がいた枝豆がおつまみとして親しまれているのはその豆自体がプリプリというところにあります。
牛脂で炒めるにしても莢ごと炒めることで豆自体に直接火が通ることはなく、莢の中に含まれた水分によってちょうど良い具合に蒸らしてくれます。
そんな豆として美味しくいただけるところに莢に染み込んだ牛脂のこってり感が良いアクセントとなるため、ガッツリ系のおつまみをいただきたい時にピッタリのものとなるのです。
はえー、なるほどですねー。
まぁあくまで実際に検証してみた上での主観的な意見ですが。
そんなレシピが簡単でできるものだからこの牛脂枝豆は評価されているわけなんですね。
そういうことです。
今回の記事は何だかとても勉強になりました。
これぞ豆知識って感じですね。
もうひとひねり欲しいですね。
牛脂・・・枝豆・・・うーん・・・。
ヘットいてください。
(ほっといてください。)
面白くない。
クソボケェ