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ドラム缶風呂と散歩するやつって何なの?


 

おはよう、皆の衆。定次さんです。

 

 

最近無理に運動をしたからか、右肩を上げると痛みが走ります。

気持ちはいつまでも若くありたいものですが、体の衰えというものには抗えないものです。

ところで痛みという感覚について一つ思うことがあるのですが、痛覚って必要ですかね?

これはあくまで『痛いのは嫌』という上っ面の願望を表した論理も糞もない理屈ですが、果たして本当に嫌な思いをする機能を生物は有して良いものなのかと。

この痛覚というのが、外的要因から体の外部ないし内部に与えられる危険信号であるということは百も承知です。

しかしながらこの危険信号の表し方はもっと何かソフト…といいますか、マイルドにできないものかなと。そう思ったわけです。

例えば今私は痛みで右肩が上がりにくい状態ではありますが、痛みで行動に制限をかけるのではなく、「これ以上はダメだよ」「これ以上はムリだよ」という謎の音声が流れるシステムであればもっと気持ちが楽になるんじゃないかなと。

警告音でも良いです。骨伝導で異常音を伝えてくれればこんな辛い思いをしなくても済むのではないかなと。

もういっそのことガイダンスが流れるくらいにしましょう。

「体に無理を生じさせないよう音声ガイダンスにそって次の動作を行ってください」

これが痛みを伴う場合に流れるようにしましょう。そうしましょう。

しかしこの音声ガイダンスが流れている最中に連鎖的に痛みが伴うこと場合になったらどうなるんでしょうか。

格闘技の選手が連続で相手からラッシュを受け、断続的に痛みが伴うとすれば壊れたおもちゃみたいに何度もガイダンスが流れるんでしょうか。

「外部からのダメージを検知しました。音声ガイダンスにそって次の動作を選んでください。ダメージを回避する場合は『1』を。我慢する場合は『2』を。それ以外の場合は『3』を選ん」

「外部からのダメージを検知しました。音声ガイダ」

「外部からのダメージを検知しました。音声ガイダンスにそって次の」

それに対して実況が「ガイダンスが絶えず流れている!これは効いているぞ!」なんて解説をするんでしょうか。

よくよく考えたら何ともバカバカしい話です。信号への反応の早さが危険回避のカギであるというのに、こんな悠長な対応ができるわけがありません。

そもそも『痛みが嫌』というわけではなく、『嫌なのが痛み』というのが本能からくる結論でして、もし仮に音声ガイダンスが痛みの代わりだったとしたら『生物として音声ガイダンスが本能的に受け付けないもの』として認識されるはずです。

痛覚とは体にとっての必要悪。あって然るべきものなのです。

あって然るべきものではありますが、もっとソフトな感覚であってほしいというのは確かですが。


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