【AI絵画】第32回:人工知能が描く日記タイトルの世界
おはよう、皆の衆。アートテラーの定次さんです。
人工知能の進化が著しい現代、巷では人工知能を活用してイラストを生成するツールが流行っている様子。
そんな流行に当ブログも便乗し、今宵も皆さんをよくわからない世界へ連れ出してさしあげます。
ルールは簡単。当ブログ『下衆と皮肉』に投稿された記事のタイトルをAIに読み込ませ、出力したイラストを元のタイトルと比較するだけ。
今回の人工知能は一体どんなカオスなイラストを我々にお披露目してくれるのでしょうか?
一昨年の5月22日に投稿されたアイキャッチイラストです。
タイトルセンスは抜群ですね。皆さんもご存知の通り『盆と正月が一緒に来たよう』ということわざを元としたジョークですが、ネットミームも感じられるような語感の良さがより一層このセンスを引き立てていますね。
しかしながらイラスト自体はセンスのあるタイトルに反して然程クオリティが高いように感じられません。
奥行きもいまいちですし、逃げるという描写を表すのであればもっとダイナミックな構図で描かれていても良かったかもしれません。
折角のタイトルもこれでは勿体ないのでいつか改めてリベンジしてみたいですね。
AIが画像を出力する際のデータベースというのは基本的に海外のものが多いので、盆や正月と言ってもいくらか解釈違いが出てくるかと思います。
今回生成された画像から私自身は何がなんやら全く理解できていませんし、多分再度出力しても同じような結果になってしまうでしょう。
こんな結果では比較のしようがありませんので論外と言わざるを得ないでしょうか。
単に私自身に知識が足りていないだけかもしれませんが、もう少しわかりやすい画像だったら良かったです。
これは当ブログのCMです。
タップすると管理人が喜びます。
一昨年の5月23日に投稿されたアイキャッチイラストです。
これもまた上記のタイトル同様にセンスのあるタイトルだと思います。
たった6文字とシンプルでありながら、パンの画像のツイート、パンツ自体を食すことと上手いことダジャレがかかっていて面白いと思います。
イラスト自体は画力の問題になるので致し方ないかとは思いますが、タイトルに沿った表現自体はよく描けているのではないでしょうか。
関係のない話ですが、Twitterでは最近またトラブルが起きているそうですね。皆さんもSNSは上手に活用していきましょう。
これもまた大きな解釈違いとなってしまいました。
パンでもパンツ(下着)でもツイートでもない、ズボン(パンツ)を強調した画像が生成されてしまいました。
最初にこの画像を見た際は一体何を表現したいのかわかりませんでしたが、今一度生成し直したところズボンを強調した画像が生成されたので、AIにとってこのタイトルはズボンを指しているものだとようやくそこで理解をしました。
人工知能の解釈なので仕方ないかもしれませんが、少しは似たようなコンセプトの画像を生成してもらいたいものです。
まだまだイマイチですね。
企画記事として毎週月曜日に投稿していますが、最近はどうもマンネリ気味な気がします。
こんな惰性な状態を打破してくれるような画像を生成してくれることを人工知能に願うばかりですが、果たして機械は私の気持ちに応えてくれるのでしょうか。次回に期待です。