【暮らしの豆知識】生ゴミを冷凍庫に入れない人全員バカです

2023年7月9日2023年7月10日

皆さんは日頃から自身のことを"ゴミ"だと卑下しているそうですが、私は皆さんのことはしっかりと人間であると認識しているつもりです。

そもそも人でもないものがこんな駄文の塊であるブログを日々閲覧していると考えたら悍ましくて仕方がない。

ゴミに自覚が芽生えている可能性も考えられなくはないですが、私は皆さんが人間であると信じています。

　

さて、昨今の陽気はどうにも暑く、昼夜問わずうだるような感覚に襲われて仕方がありません。

ゴミみたいな皆さんも日々この暑さに耐えきれずに文字通り身を腐らせているのではないでしょうか？

ゴミは常温に置いておけばいずれ腐ってしまうのは当たり前のこと。昨今の暑い陽気に当てられた日になんかは尚更腐敗が加速してしまいます。

ゴミを放置することによるメリットは何一つとしてありません。

ゴミは腐れば臭いますし、腐敗臭はどういうわけか身の回りのものに酷く染み付きやすく、そして取れにくい。

更に放置を進めればより一層形状が軟質なものとなり、処理に嫌悪を抱くものへと変質してしまいます。

虫が湧き、目障りなコバエが目の前をブンブンと飛び回る光景なんて想像したくもありません。

　

――しかしそれでもゴミの収集日は長く、そして遠い。

住んでいる地域や建物によっては毎日どんな時間に家庭ゴミを捨てることができる人もいるでしょう。

大体お察しの方も多いかとは思われますが、今回の記事のテーマはそんなゴミ収集日までの間にいかにして生ゴミを処理し、保管しておくかということについてのアドバイスがメインとなっております。

四六時中生ゴミをパーソナルスペースから追いやることができる人間というものはそれなりの地位を確立した人、もしくは世間的な常識から逸脱したヤバい奴の二択でしょう。

上級国民の閲覧者の方々は今回の記事を読んで平民の暮らしを高いところから見物していただきたいて結構ですし、ヤバい奴については今回の記事を通して常識を学んでいただきたい。

　

今回の話はタイトルから見てわかるように『生ゴミの冷凍庫保管』に関してのメリットを説明していきます。

「食品を保管するための冷凍庫に生ゴミを入れるなんて不衛生だ」なんて理解の低い一人暮らしエアプな方も多いでしょう。

実際問題、腐敗した生ゴミを食品の入った冷凍庫と一緒に入れるなんてことは言語道断。仰る通り不衛生極まりない話です。

しかしながら腐敗する前の生ゴミは実際に不衛生なものなのでしょうか？

　

皆さんがイメージしている生ゴミというものは（汚い、臭い、気持ち悪い）の三拍子が揃ったゴミだと思います。

実際問題三角コーナーに打ち込まれた野菜くずや食べかす、卵の殻だったりはすぐに腐って臭いを発しがちで気持ち悪がられるのもよくわかります。

ですが、何故皆さんはその三角コーナーへと放り込んだゴミを腐敗させて自身のイメージしている生ゴミ像と一致させた上で冷凍庫へとぶち込もうとしているのでしょうか？

私は甚だ疑問でしかありません。

例えそれが少量であろうとも、三角コーナーへとぶちまけられた生ゴミは即座に2重、3重のビニール袋にくるんで冷凍庫の端っこに寄せておけば何ら問題はないはずなのです。

貧乏性の皆さんのことです。三角コーナーがいっぱいになるまで生ゴミを貯めてしまうのはわからないでもありません。

しかしながら私が幼少期に過ごしていた別の世界線では生ゴミを三角コーナーいっぱいまで貯めてしまうような家庭には幸福が来ないという謂れがありました。

実際問題、生ゴミを燃えるゴミとして出す手間を省いて何年間も放置していた結果、その家は常に腐敗臭に包まれることとなり、友達を家に呼んで遊ぼうと声をかけても爪弾き者にされてしまうという人生を送った人間がいたらしいです。

「家には最新式のゲーム機があるよ！」

「美味しいお菓子を貰ったんだ！」

「遊んでくれたらお小遣いをあげるよ！」

――そんな言葉で友人を釣ろうとしてもその生ゴミの腐敗臭に誰一人として近づくことはできず、結局誰かの家に遊びに行くばかり。友人たちは心配して生ゴミの処理を学校行事を通して皆でしようと企画したものでしたが、その家の近くを通る暗黒世界の穴に吸い込まれる犠牲者が多数出る結果となって最悪の結末を迎えたとのことでした。

　

この世界には暗黒世界に通じる穴はなく、ゴミ処理のために犠牲を出す危険は非常に少ないです。

暗黒世界の穴自体にゴミを放り込むのは向こうの世界からクレームが飛んでくるためタブーとされていますが、暗黒世界に吸い込まれる恐れがない以上は安全にゴミ出しをすることが可能です。

だからこそ――……だからこそ、ゴミを出す時には腐敗を進めないように冷凍庫で衛生的に保管しておくべきなのです。

生ゴミは腐らせたら負け。虫を湧かせたら負けです。

そうさせないための対策として挙げられるのがこの冷凍なだけであって、私から言えることはこれ以上の工夫は皆さんで頑張ってくださいということ。

凍らせずにゴミを腐らせて困っている人間は甲斐性のないただのバカです。

バカになりたくなければゴミはゴミらしく冷凍すべきなのです。

　

尚、これは別段ですが、昨日渡しが体調不良を訴えた際に冷凍庫に入れていた保冷枕を使用したのですが、いかんせんこの保冷枕、生ゴミの下に敷かれていたということから酷く臭いが染み付いていたんですよね。

タオルでくるんで使用したまでは良いのですが、とてつもなく臭くて、何と言いますか、ニンニクの醤油漬けを更にこじらせたような臭いの中で私は体調の回復をすることとなったわけです。

バカは風邪を引かないと言いますが、この理論であれば生ゴミは冷凍庫に入れて正解だったのではないかと思われます。

　

つまるところ、バカになりたくなければゴミはゴミらしく冷凍すべきなのです。