食卓粉砕!!ぺこうまカルチャー!!【高級ホワイトアスパラの給食スープ】
第5回(食卓粉砕!!)ぺこうまカルチャー!!
アスパラガスの美味しい季節になりました。グリーン(アスパラ)も良いですが、(今回は)ボイル物に適したホワイトアスパラを活用したスープを作ってみたので紹介します。
北海道産の高級なホワイトアスパラガス…7本くらい、とりあえず一束
玉ねぎ…1/2
人参…1/2
しいたけ…1本
ハーフベーコン…4枚
りんご…1個
牛乳…500ml
水…少量
バター(美味しいやつ)…10gくらい?
コンソメ…それなりにめいっぱい
黒胡椒…適量
ガーリックパウダー…適量
・熱した鍋の中にバターを放り込んで溶かし、皮を剥いて3分の1サイズにカットしたホワイトアスパラガスを全てぶち込む
・玉ねぎ、人参、しいたけを賽の目状に細かく刻んでホワイトアスパラガスと一緒に炒める(しいたけは他の材料料よりも多少しばかり大きく切ると良い)
・4枚セットのハーフベーコンの1番上を剥がし、食べる
・3枚になったハーフベーコンを1cmほどにカットし、丁寧に剥がしながら鍋に全てぶち込む
・焦げる前に牛乳を全てぶち込む
・とろ火で熱し、沸騰する前で水を足して弱火で煮込む
・蛇口を捻って水を出す
・コンソメ、黒胡椒、ガーリックパウダーを好きな分だけ入れてよく混ぜながら全体をコトコトと煮込む
・特に水を出した意味がなかったと気付き、蛇口を捻って水を止める
・できあがってる
・できあがり
給食の頃に乳臭いスープってあったじゃないですか。このスープを飲んで第一に受けた印象がそれでしたね。
実を言えば私はこの手の乳臭いスープが好物だったわけで、今回見事に再現をすることができたのでベーススープの作成だけでも十分に満足なんですが、これに更にホワイトアスパラガスが追加されることによってより上質な味に仕上がったと思います。
ホワイトアスパラガスは食感が妙に柔らかかったり、その独特の風味から人によっては嫌厭される野菜の一つではありますが、良いものをしっかりと処理すればその短所と思われがちな特徴も長所となるほど美味しくなります。
私も昔はそんな先入観からホワイトアスパラに苦手意識を持っていたのですが、高級なアスパラガスはその概念を嘘のように覆してくれました。
ミルクスープのまろやかさにマッチした食感と臭みのない甘さ。今回は皮を剥いて使用したのでクセのない味として仕上げられましたが、皮を使用すれば爽やかなエグみも出すことができるのでミルクスープ以外にも幅をきかせられそうです。
ホワイトアスパラはメジャーな野菜と比べて少しばかり入手が困難な食材ですが、普段使用しない分、いざ使ってみるといつもと違った一品ができあがると思います。
スーパーでカートを押して回る際、いつもは意識をしていない野菜にも目を向けてみて、頭の片隅で未知なるレシピを考えながら買い物をしてみてはいかがでしょうか。