【AI絵画】第45回：人工知能が描く日記タイトルの世界

一昨年の6月24日に投稿されたアイキャッチイラストです。
なんか全体的に殺風景と言いますか、物足りなさを感じる作品ですね。
パースも微妙ですし、何もかもが中途半端で不十分。
例えば米袋の数を増やしたり、視点を軽トラの荷台からにしたり、何ならガラスを割るなんて躍動感もあっても良かったと思います。
キャラクターに影一つつけるだけで十分奥行きが出るのでその辺りの努力が今ひとつ足りなかったであろう一作だと思います。

お米を求めて並ぶ人達の写真でしょうか。
それにしても時代が令和に変わったとは言え、平成もまだまだ新しい時代のはずです。
米騒動と言われて人だかりを表現した画像が出力されるのはともかくとして、これでは昭和……下手をしたら大正の頃のイメージと言われてもおかしくはないでしょう。
画像を見てタイトルを彷彿とするのには限度があります。しかしながらタイトルを知った上で画像を見て納得できるかどうかと考えたら、この画像ではどこか腑に落ちないところがあるでしょう。

これは当ブログのCMです。
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一昨年の6月25日に投稿されたアイキャッチイラストです。
このイラストは実に良いですね。これまで私が描いた中でも特に印象に残るほどの出来だったと思います。
まずはポージング。腕の長さ良し、線の綺麗さよし、とびっきりと言われても遜色のない構図になりました。
次に魚部分。迷いのない曲線が綺麗ですね。魚を描くのって実を言えば細かな部分が多くて難しいのですが、このイラストでは魚として認識できる必要部分だけ上手く描けて表現できていると思います。
ハイライトの入れ方も非常に良し。躍動感と活きの良さ伝わってきます。水しぶきを含めた背景も変に描き込まなかったのが功と出ましたね。日光のワンポイントもグッドです。

きもい。実にキモい。
いかにもマーメイドって感じのキャラクターとなっていますし、水中表現もAIならではで綺麗に出力されていると思います。
しかしやはり体の構造となる腕や手は相変わらず課題となっているようですね。折れてしまった腕で水中を泳ぐ人魚なんて見たくもないです。苦悶の表情をしているならこれから腕を治しに行くんだなで完結するのですが、これに至っては笑顔ですからより不気味です。
側面から生えている尾びれと歪んだ腕を鑑みたら、人魚をパノラマ撮影しようとして失敗したと考えるのが自然なのでしょうか？