【AI絵画】第17回:人工知能が描く日記タイトルの世界
おはよう、皆の衆。アートテラーの定次さんです。
人工知能の進化が著しい現代、巷では人工知能を活用してイラストを生成するツールが流行っている様子。
そんな流行に当ブログも便乗し、今宵も皆さんをよくわからない世界へ連れ出してさしあげます。
ルールは簡単。当ブログ『下衆と皮肉』に投稿された記事のタイトルをAIに読み込ませ、出力したイラストを元のタイトルと比較するだけ。
今回の人工知能は一体どんなカオスなイラストを我々にお披露目してくれるのでしょうか?
一昨年の4月11日に投稿されたアイキャッチイラストです。
躍動感のあるイラストというのはパッと見で色々と考えさせられるのが面白いですよね。
「ハーモニカを遠くに投げたらきっとそうなるだろうな」と早々に結論付けてくれるのが楽しい反面、ハーモニカの軌道から「オーバースローじゃないんだ」と落胆してしまう落差の大きな一枚です。
本当はオーバースローで描くつもりだったのですが、技術が伴わなかったのとハーモニカの軌道が思った以上に滑らかな曲線で描けてしまったために、「もうアンダースローで遠投している体で進めよう」と思って完成させてしまいました。
しかしながら下手なりにも個性があるものだと思うので、これはこれで別に悪くはないようにも考えられる一作です。
パッと見て何をしているのかわかりませんでした。
ガンマンの抽象的なイラストか何かかな?とも思いましたが、ハーモニカの遠投をヒントに考えたら、「あぁ、この人はこれから右手に持っているハーモニカらしきものを投げる動作をとっているんだな」と納得できました。
正直なところ、ハーモニカだと言われても右手に持っているものが実際にハーモニカであるとは捉えにくいのですが、遠投のために体を振り子にしていると思えば面白い画像なんじゃないかなと思える気がします。
一昨年の4月12日に投稿されたアイキャッチイラストです。
見る影もなくなったくらいに路地裏でボロボロになった偉人をテーマに描きましたが、誰しもが見ても『くたびれた姿のナポレオン』とわかるようなイラストになった気がします。
そう思うとこの帽子は時代を象徴したシンボルなんだなと改めて実感させられますね。
当時私は精一杯の画力を尽くしてこの室外機を描いて満足していたような覚えがありますが、今こうしてみると向きも変ですし、もっと丁寧に描けただろうと思えるデザインに見えます。
何なら猫の後ろ姿のほうが上手に描けているような……。
あー、ナポレオンっぽい。あとすごいボタン多い。
裏町なのかどうかはわかりませんが、ナポレオンっぽさのある偉い人が威風堂々と通りの真ん中になっている様がそれっぽさを感じさせます。
後ろに馬が闊歩しているのもいいですね。
でもやっぱりどこか仮装っぽさがあるのが裏町というフレーズを意識した結果なのでしょうか。
タイトルに沿ったいい画像だと思います。顔の造形は気持ち悪いですが。
これまでのアプリだとどうも限界を感じたため、今回からAIイラストツールを変更しました!
それなりにタイトルに沿ったイラストが出来上がっているようで一安心です。
次回もまたお楽しみに!