【AI絵画】第59回：人工知能が描く日記タイトルの世界

2024年1月22日2024年3月24日AIイラスト,AI絵画,イラストレーション,お絵描きばりぐっどくん,シリーズもの,三本の矢もチェンソーの前では無力,人工知能,割り箸（センス✕）,豆腐

おはよう、皆の衆。アートテラーの定次さんです。

人工知能の進化が著しい現代、巷では人工知能を活用してイラストを生成するツールが流行っている様子。

そんな流行に当ブログも便乗し、今宵も皆さんをよくわからない世界へ連れ出してさしあげます。

ルールは簡単。当ブログ『下衆と皮肉』に投稿された記事のタイトルをAIに読み込ませ、出力したイラストを元のタイトルと比較するだけ。

今回の人工知能は一体どんなカオスなイラストを我々にお披露目してくれるのでしょうか？

2021年の7月24日に投稿されたアイキャッチイラストです。
一本なら簡単に折れてしまうが、三本束ねれば簡単には折ることはできない――かの有名な教えからくる言葉ですが、このイラストは無慈悲にもチェンソーでぶった切ってしまおうというユーモアに溢れた非常に面白みのある内容になっています。
逆光、集中線、仰視的な構図を用いているために躍動感も十分にある。
今はポップなデザインのイラストが増えている傾向にありますが、たまにはこんな尖ったセンスのタイトルが描けたら――なんて憧れすら覚えて初心にかえりたくなる一枚ですね。

三本の……矢でしょうか？
どことなく手抜き感の否めないデザインがどこまでも物足りなさを醸し出しています。
『三矢の訓』を画像にしろとまでは言いませんが、もう少し解像度の高い矢が出来上がっても良いのではないでしょうか？矢なんてそこまで複雑なものでもないので、せめて長さだけでも揃えてほしかったと思います。
折角ならもっと見栄えする画像を生成してもらいたかったですね。

2021年の7月25日に投稿されたアイキャッチイラストです。
あいも変わらず空想カオスシリーズの先駆けイラストです。
シンプルなデザインでありながら、タイトルに忠実なデザインをしているのが非常に面白いです。
全体的な形のバランス、色味、表情……そして絶妙な位置のモザイク。このシリーズの画像でも特にできの良いイラストになっていると私は思います。
この豆腐のデザインは今でもまだ見習う部分があります。何ならグッズにでもしてしまいたいくらい――それくらい評価の高いイラストであると思います。

豆腐を使った料理ですね。
ピーマンやパプリカ、ネギ、そぼろ、そして海老を使用しているように見受けられます。
豆腐の炒め物は水気が出てしまうのでこういった仕上がりになってしまいがちですが、そこがまたリアルな感じがします。
美味しそうかどうか、そしてこの豆腐料理がイキっているかどうかをこの画像から判断するのはなかなか難しいですが、とりあえず所見を言うのであれば、割り箸の割れ方が絶望的にセンスがないということ。
ここだけもっとしっかり出力できていたらきっとより良い画像になったのではないかと思いますね。