【第4回】AIタッグノベル!!
おはよう、皆の衆。定次さんです。
“AIタッグノベル!!“ルール説明
概要:当企画はWebサービス『AIのべりすと』を使用したオリジナル小説制作企画です。
ルール:下衆と皮肉管理人である定次さんから文章をスタートし、AIと交互に小説の内容を作り上げていきます。
1.無料会員なため最低限のサービスからのスタート(評判なら今後アップグレードもあるかも?)
2.AI設定はデフォルト(条件次第では変更の可能性あり)
3.ストーリー自体に重きはおかず、話の進行は全て成り行きのみ
4.ストーリーの進行上、無理だと思われる部分は修正が加えられ、加筆修正部分は別色で表示
5.当企画にのみコメント許可(コメントの内容次第では条件に加えられる可能性も)
6.更新頻度は日記投稿に困った時のみのため不定期(長期シリーズにしたいため、内容も適度なもので)
7.真面目に話を作り上げるだけでは面白みに欠けるため、不定期で定次さん陣営にぶち壊し役が出現
※ルールは随時更新予定
前回までのあらすじ
突如として現れた謎の少女に刃物を突き立てられ、遂に生への執着に観念してしまう男だったが、実は全て夢であって電車の中で眠っていただけだったことに気が付いた。
どこだかわからない場所を走る電車の中、暫くぼんやりとしていた男だったが、ようやく現状を理解しようと動き出した。
いよいよ目を覚ました田中に待ち受ける次なる運命とは……?
「そうだ、俺は田中だ」
思い出したかのようについ自分の名前を口にしていた。
電車は本格的に速度を上げ始め、揺れが激しくなる。
足元が覚束ない中、気にも留めない田中はすっくと立ち上がり、唐突に周りを見渡し始めた。そして近くに座っている他の乗客に目をつけるやいなや、吊り革に掴まりながら猿のように車両を移動し始め、飛びかかる勢いで問いただした。
青年は目を丸くして田中を見ていたが、少し間をおいてから怪訝そうな表情へと変え、耳にかけていたイヤホンを外しながらこう言った。
「……どちら様ですか?」
「えっ?」
思わず素の声が出てしまう。
青年は眉間にシワを寄せて、もう一度同じ言葉を繰り返した。
「いや、だからあなたは誰なんですか?」
「い、いや、俺だよ!田中!」
しかめた表情を更にくしゃくしゃに歪め、青年は取り外したイヤホンを耳に戻して素早く席を立った。
揺れる車両にふらつかせながら連結部分の扉にまで着いた時、今一度田中に一瞥を投げ、彼は隣の車両へと姿を消していった。
「……何なんだよ……」
吊り革に両手をかけて磔にされたようにうなだれる田中は真っ暗になった車窓に反射する自分の姿を見てため息をついた。
そこには疲れ切ったサラリーマンの顔があった。
―――
――――――
――――――――――
「……ここはどこなんだ」
再び意識が覚醒した時には田中は再び電車の中にいた。
車内には相変わらず人は少なく、アナウンスもない。
窓から見える景色も見覚えのあるものではなかった。
よく来たな!ここはあいも変わらず場末のバーで終焉の地だ!
今日のちくわぶは地獄の業火に焼かれてよく焦げているが、俺の中ではわりと自信作だと思ってるぜ!
あとは勝手にやってくれ。遠い空が恋しいから外の世界を簡単に歩いてみたいんだ。
今や車輪となったこの足は全人類の希望であり、夢であり、そして物語の終わりなのだ。
―――
「……これは?」
不意にポケットの中で何かが振動している。
取り出してみるとそれは携帯電話だった。
「こんなもの持ってたか?」
首を傾げるが、どうも記憶が曖昧ではっきりとしない。
取り敢えず電話に出てみることにする。
AIにガン無視されるぶち壊し役!
全く進まない今後の展開に乞うご期待!
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