【AI絵画】第16回：人工知能が描く日記タイトルの世界

2023年3月13日2023年4月17日

おはよう、皆の衆。アートテラーの定次さんです。

人工知能の進化が著しい現代、巷では人工知能を活用してイラストを生成するツールが流行っている様子。

そんな流行に当ブログも便乗し、今宵も皆さんをよくわからない世界へ連れ出してさしあげます。

ルールは簡単。当ブログ『下衆と皮肉』に投稿された記事のタイトルをAIに読み込ませ、出力したイラストを元のタイトルと比較するだけ。

今回の人工知能は一体どんなカオスなイラストを我々にお披露目してくれるのでしょうか？

一昨年の4月8日に投稿されたアイキャッチイラストです。
きっとこの時は『玉ねぎを使って銃弾を防ぐ』構図を描きたかったのでしょうが、どうも銃弾が当たった部分に対してキャラクターが持っている向きが不自然と言いますか――、きっと腕の向きも悪いのでしょう。『銃弾を当てるために玉ねぎを持ち上げた』みたいな構図になっていて思った通りのイラストになっていない気がします。
しかしながら雰囲気はそれっぽいですし、何より玉ねぎの描き方が上手。緑色に色が変わっている部分なんかは特にリアルに描かれていてグッドですね。
銃身についてはノーコメントで。今でもどうやったら銃を上手く描けるのか理解しておりません。

色鮮やかなテーブルと背景が雰囲気を出していますね。
でもどう見てもバイパスの下を通るトンネルの中の空間みたいに見えますし、テーブル自体も何も乗っていないだけあって食卓というには程遠いように見えます。
何よりも最もフォーカスを当ててもらいたい"凶弾"というフレーズが完全に無視されているように思えます。
もしかしてこの中央を横切るもこもこした線が弾丸の軌跡……？いや、まさかね？

一昨年の4月10日に投稿されたアイキャッチ画像、某事務所から怒られそうなシリーズの作品です。
一時期この手のイラストをよく描いていましたが、中でもこの作品が好きな人も結構いるのではないでしょうか？
西洋甲冑も、爆弾も上手に陰影がつけられており、光沢感がよく出ています。
まん丸の爆弾にほどよく兜が被さってまとまっていて、視覚的情報に無駄がないのが高評価ポイントでしょうか。
頭頂部の羽部分も単に上手に描けなかったのか、それともデフォルメで攻めたかったのか今思えば定かではありませんが、可愛らしいワンポイントとなっているのでとてもいい作品だと思います。

うん、爆弾。分解してあるものでしょうか。
物理的はともかくとして、セキュリティ面はどこにいったのでしょうか。
これほどまでにシンプルにまとめられていたら別に悪いところもないでしょうが、同時に面白みもなくなってしまっているようにも感じられます。
AIにしては珍しく……真っ直ぐな画像を生成してくれたって感じですね。
質感は本物っぽくて嫌いじゃないです。もう一捻りあれば――という惜しい作品です。