【AI絵画】第19回：人工知能が描く日記タイトルの世界

一昨年の4月15日に投稿されたアイキャッチイラストです。
イラストを描く上で避けて通れないのは機械的な造形。
バイクのイラストに挑戦してみたところ、思っていた以上に自分の中で上手に描けたということで当時はとても満足していました。
キャベツもとてもキャベツらしく、コミカルなフォントがいい味を出していて上出来だと思いたいところですが、今こうして見ると『バイクっぽい何か』にしか見えず、雰囲気だけでごまかしていたんだなと改めて実感させられました。
それでもやはりアイキャッチとしては十分な出来だと思いますし、タイトルにも沿っていて面白いイラストだ言えますね。

まごうことなきキャベツ。
でも明らかにAIが描いたであろうというのがよく分かる何とも気持ちの悪い造形です。
葉の部分だけ見たら柔らかいところが多くて料理にも向いているのかもしれませんが、実際問題こんな野菜を出されたら突然変異か、もしくは宇宙や異世界からやってきた何かとしか見られないでしょう。
でもここまでキャベツを再現できたのであれば、折角なら副次的なタイトル部分となる『ふかし』要素もしっかりと取り入れてもらいたかったですね。

一昨年の4月16日に投稿されたアイキャッチイラストです。
実にシンプルでわかりやすいタイトルで良いですね。イラストもコンセプトに沿ったもので実に素晴らしい。
強いて難点を挙げるのであれば作画がまずまずといったところですが――その辺りは当時の私に期待すべき部分ではないでしょう。実に良い作品です。

私はAIに言いたい。いい加減に人物を生成するのはやめてもらいたいと。
顔が溶けていて怖く、保存するにも躊躇したので思わずもう一回生成しようと試みましたが、どういうわけかそちらも顔の造形が崩れた人物がたくさん出てきてしまい、結局怖い思いをしたのでこちらの画像で妥協することとなりました。
それにしてもこのタイトルの一体どこからこの手のジャンルの画像が生まれるのでしょうか？
人工知能には人工知能できっと我々には見えない何かが見えているのでしょうね。