食卓粉砕!!ぺこうまカルチャー!!【幻の紅生姜焼き】
第6回(食卓粉砕!!)ぺこうまカルチャー!!
春の気候もいつのことか、(夏の)暑さが垣間見れる昨今ですが、(暑さに)うなだれる気持ちもさっぱりさせる炒めものを作ってみたので紹介したいと思います。
豚バラ肉…200gくらい
もやし…1袋
にら…いっぱい
生姜…1スライス
国産ニンニク…1欠片
ホールトマト…1缶
レモン果汁…それなり
塩こしょう…それなり
黒こしょう…少々
味覇…少々
・豚バラ肉を5等分くらいに切って熱したフライパンにぶち込む
・もやしを洗う
・にらを3cmくらいに切って洗ったもやしと合わせて全てフライパンにぶち込む
・生姜を薄く1枚スライスして細切りにし、全てフライパンにぶち込む
・ニンニクをみじん切りにして全てフライパンにぶち込む
・強火で炒めながらレモン果汁と塩こしょう、その後に黒こしょうをふりかける
・蛇口を捻って水を出す
・仕上げに味覇で味を整える
・水を出した意味を考え直し、無意味であったと気付いた後に蛇口を閉める
・火を切って粗熱を飛ばしながら全体を軽く混ぜる(熱々のほうが美味しいのでこの工程はいりません)
・皿に盛り付けてできあがり
・できあがり!!
夏って暑いから嫌ですよね。更にはここ最近なんかは湿度の高さも相まって、より一層過ごしにくさが際立っているように感じます。
暑い時に冷たいものもいいですが、やはりそれ以外にはさっぱりしたものを口に入れたいところです。
食欲がわかない状態でもさっぱりとした物であれば不思議と口には入りますからね。
そんな考えからレモン汁を入れた炒めものを作ろうとして出来上がったのが今回のメニュー。塩ダレで焼く豚肉がポピュラーであるようにこれもまた同じでさっぱりとした口当たりが特徴で、更にはふんだんに使用したニンニクとにらがスタミナを増強してくれます。
作り方も実質切って炒めるだけですので倦怠が体を襲うこの時期にはもってこいの料理だと思います。
しかしながら実際食べてみて思ったのが、細切りにした生姜を入れたことによって部分的に紅生姜の味と風味が完全再現されたということ。
何を言っているのかさっぱりわからないという方は是非とも作ってみてその不思議体験を身を持って味わってください。
紅生姜なくして紅生姜の味が再現される。
馬鹿には見えない幻の紅生姜が存在するこの一皿、存在しない紅生姜を見つけ出せると豪語する方がいましたら是非とも挑戦してほしいものです。
我こそが見えぬ紅生姜を見つけ出せる者…そう臨んで馬鹿をみてこの夏を乗り切りましょう。