【AI絵画】第72回：人工知能が描く日記タイトルの世界

2021年の8月19日に投稿されたアイキャッチイラストです。
発想力の柔軟性に気付かされる一枚ですね。
擬態という表現を見るとその対象に姿形を変えるだとか、少なからずとも色味などを寄せると言った印象を持ちますが、このイラストのコンセプトは登場キャラクター自体がドアノブの役割になりきろうという点にあると思います。
現実的な観点から見るとただの扉の開閉役ですが、タイトルを見ると変に感心させられる作品でもあります。
本来タイトルイラストはタイトルに合わせた内容を描くものですが、今回はタイトルと組み合わせて物語を作り上げる稀有な例と言えるでしょう。
下からの視点という難しい構図に挑戦しているのでパースこそ無茶苦茶なものの、発想力は評価したい作品です。

この画像が生成された瞬間、思わず笑ってしまったのは言うまでもありません。
画像の彼は間違いなくタイトルの通り擬態しようとしている……この場面がドアに通じるものであるかどうかは判断しかねるところですが、タイトルと合わせて見るとドアの格子の一部になりきっているという状況が目に見えてきます。
タイトルの内容に対してド直球で出力してきたことで面白い結果になった画像だと思います。

2021年の8月20日に投稿されたアイキャッチイラストです。
毎度おなじみ『空想カオスツールシリーズ』の先駆けとなるイラストです。
表紙から見て取れるシュールさ。チリという国についての情報誌というよりも、チリという国に対する印象を取りまとめたような薄っぺらさが見て取れます。
実際このイラストに描かれたものから見受けられるページ数も、まるで定期的にポストされる無料マガジンくらい薄っぺらいです。
シュールさで言えばなかなかのイラストだと思います。

何かベルセルクの単行本みたいな画像ですね。
少しばかり時代が古い気もしますが、本来のマガジンというのはこういった表紙が当たり前だったでしょう。
この画像からチリという国の特徴が受け取れるかどうかは私自身の知識が足りないのでわかりかねますが……うん、まぁ特にこれ以上のコメントはないですかね。