激化する黄砂の汚れは洗車場で一掃！！効率的な洗車場の使い方をお教えします！！

2023年4月16日

昨今の黄砂被害というものはなかなかどうして酷いものがございます。

私も先日の黄砂に酷く頭を抱えました。何しろ公道を走る自動車全てを「自分のものだ」と一人でボソボソ言い張っていた矢先、どの車も真っ黄色の汚泥をつけて走る羽目になったわけですから。

一度キズモノになってしまったものはもう興味がありません。申し訳ありませんが、私が勝手に自分のものだと言い張っていた世の中の車は全て持ち主のもとへと返したいと思います。

　

さて、世の中の自動車が無事に持ち主のもとへと戻ったところで話も本題へと移していきましょう。

冒頭でも説明した通り、昨今の大陸から飛ばされてくる黄砂の量は尋常なものではなく、日本全国至るところで被害が発生しています。

もちろん私が住む地域でもその尋常ならざる量の黄砂によって被害が跡を絶たず、私自身が本当に所有する車両にもとてつもない量の黄砂が付着してしまいました。

私の車はシルバーのため普段から汚れが目立つことはあまりないのですが、そんなシルバーカラーの車ですら遠目からでも明らかに黄砂を被っているとわかるくらいに今回の黄砂は凄まじいもので、黒色や白色の車に至ってはとても目も当てられないくらいに無惨な姿に変わっていました。

黄砂の被害について皆さん予期していたか予期していなかったかは定かではありませんが、なんとかその汚れを落とそうと躍起な姿もちらほらと見かけました。

ホースで引っ張ってきた水を敷地内でぶっかけて上っ面の砂を流そうとする人。バケツで思い切り水をかける人。濡れたタオルで優しく拭き取ろうと踵を持ち上げる人。面倒くさがってそのままワイパーをかけるひと……色々な人がいたと思います。

しかしながらご存じの方も多いかと思いますが、この黄砂という存在はその辺にあるような乾いた砂とはわけが違い、簡単に水をかけた程度では落ちません。

何が厄介かと言いますと、どうも油分を含んだようなねちっこさがあるようで、まるで小さな羽虫をたくさん潰してしまったかのうようなくらいになかなか簡単に汚れが落とせません。

更には砂ということもあり、安易にワイパーやタオルで無理やり払おうとしようものならばガラスやボティが簡単に傷ついてしまうため、汚れで視界が悪くても迂闊にワイパーを動かすことや窓の開閉も行えません。

私も車が傷つくのを恐れ、出かける前に簡単にバケツで水をかけましたが、上っ面の砂が少しばかり流れたかな？程度にしか汚れが落ちず、結果として視界不良のきったない状態で車を走らせる羽目になってしまいました。

このままではろくに車も動かせないということもあり、急遽スケジュールを変更してその日はまず洗車場へと向かうこととしました。

　

手洗いで汚れを落とすのも悪くはないですが、今回の黄砂のようなどぎつい汚れを落とすとなると流石に手間も時間もかかってしまいます。

洗車機で一気に洗うのも選択肢の一つかと思いますが、意外と洗車機というのは勢いが強すぎて車を傷つけてしまう恐れも……。

洗車場では高圧洗浄のスプレーガンで水や洗剤を吹きかけることができるため、こういった黄砂の汚れを落とすのに打ってつけ。

今回はそんな黄砂汚れの対策としてベストな選択肢となる洗車場でのシステムとマナー、そして効率的な使い方を皆さんに紹介していきたいと思います。