これであなたも人気者！1000円で買えるコミュニケーションの極意！
おはよう、皆の衆。定次さんです。
巷では若者を中心に私自身のことを『コミュニケーションおばけ』と呼んでいるそうですが、事実上、私自身はまだ肉体を維持しているので霊体ではないと言えると思います。
急におばけだの幽霊だの何だの言われても困るわけで、勝手にこの世のものではないと決めつけるのは新手の嫌がらせなのではないでしょうか。
そりゃあね、全く初対面の人間に対して突拍子もない話題を振りかけて脅かすあたりを考えたらおばけと言われても仕方がないかもしれません。
話し言葉で脅かそうが、存在自体が脅かしに値するものかどうかなんて些細なものですからね。
それでもやはり人をおばけだと言うのはどうなのかなと。モラル的によろしくないのではないかと私は思うわけです。
決して私はおばけという概念を悪く言うわけではありません。もしかしたらおばけ側からしても定次さんと比べられるのは非常に迷惑な話なのかもしれません。
もし仮にそういった類の呼び方を流行らせている若者達がおばけである場合、自分たちよりも上を行く存在として崇められていると捉えられるので決して悪い気はしませんし、おばけ自身が私自身をおばけの上位互換であると例えるものなので、むしろ褒め言葉として受け止めるべきであると思います。
しかしそれでもインフルエンサーがおばけではないという可能性はなきにしもあらずなので、ここはやはり私自身をコミュニケーションおばけと呼ぶべきではなく、おばけのようなコミュニケーション……ん？あれ？
えっと・・・あの、おばけって・・・その、コミュニケーション？って得意だったりするんですかね？
えっ、ああ！はい！私ですか！？
えっと、おばけがコミュニケーション取れるかですよね？
それはその、個体にというか、それぞれ・・・みたいなものじゃ？ないんですかね？
ん？ええ、ああ！ごめんなさい急に。
その、やっぱりこんなこと聞かれてもわからないですよね？すみません。
い、いえいえいえいえ、そんなことないですよ？
むしろ聞かれて光栄？みたいなもので。ははは。
・・・じゃあ、すすすみませんが、これで。
コミュニケーションおばけという言葉における"おばけ"とは世間的によく耳にする幽霊的なものではなく、どちらかというとモンスター的な意味合いがあるもので、コミュニケーションの化け物と比喩された表現が今回の話にあたると思います。
しかしそれでもやはり疑問に思うのはモンスターという存在にコミュニケーションが取れるのかどうかという話でありまして……。
どうも、モンスターです。
・・・。
・・・。
さて、随分と話が逸れてしまいましたが、この辺りで本題へと移りたいと思います。
……タイトルを読んで内容が気になった方も多いでしょう。
本当に1000円で人気者になれるのか真実を確かめようと思った方も少なくはないでしょう。
日頃人間関係に悩んでいるあなた。その悩みはこの記事を読むことで最早解決したも同然です。
たった1000円の投資だけで大衆の話題は全て自分の思うがまま。次の瞬間にはみんなの輪の中でボコボコにリンチ人気者の座を手にしているはずです。
――では実際問題1000円を用意してどうするものか実践を交えて説明をしていきたいと思います。
まず早速ですが、1000円の使い道はズボンに使用します。
近くのお店で1000円以下のズボンを探し出してきてください。
次にその安物のズボンを履いて力仕事をします。
できれば荷卸のような上下運動が好ましいです。
そして隙を見て思い切り腰を下ろし、盛大にズボンを破いてください。
ああー！！ズボンが破れてしまったー！！
ズボンが破れてしまったというお間抜けな姿を晒すことで周りから心配されつつも笑いのネタとなり、注目の的となります。そしてここまできたらもう勝ったも同然です。あとは皆の前で破れたズボンをネタに"おちゃらける"ことであっという間に人気者となるわけです。
今回の出費1000円はあくまで生贄となるズボンのためのお金です。
別に代替品があれば出費する必要もありません。
いやぁ、こんな簡単に人気者になれるなんて夢のような方法ですね！
コミュニケーションのきっかけはちょっとしたインパクトが大事です。
皆さんもぜひ参考にしてみてくださいね。
