【空想カオスツール】クソデカ換気扇ウォール
おはよう、皆の衆。定次さんです。
人間誰しも心の内に壁を築いているものだと思いますが、皆さんはこれまでその人間関係を隔てかねない壁を取っ払おうという気持ちになったことはありませんか?
折角の善意を勧められたのに、相手に猜疑心を抱いてしまったために断ってしまった……。
純粋な好意を感じているものの、何か裏があるのではないかと探ってしまったためにチャンスをふいにしてしまった……。
人間関係は最低限の関わり合いを持つだけで十分で煩わしい人脈を増やして管理をするのが面倒臭い……。
確かに人間関係の幅を広くすることとはメリットもあり、デメリットもあるものです。
『自身がパーソナルスペースを見渡せる範囲で鎮座すれば良い』という考えは非常に合理的で楽なもの。わざわざ心の壁を壊してまで改める考えでもありません。
しかしながら、もしも人脈が広がったならば、もしもコミュニケーションを"苦"と感じられなくなったならば、その心の壁を壊す、もしくは押し広げるのも一つかもしれません。
今回のお話はそんな人間の心の内にある壁について――全く関係のないもので、どちらかといえば物理的な話となります。
ディスプレイ越しとは言え、皆さんのメンタルのケアなんて面倒見きれません。
自身の精神面を成長させたいのならば、心療内科に通うやら大きな目標を持つやら勝手に頑張ってください。
下衆と皮肉は殻の中に閉じこもりがちな閲覧者の皆さんを間接的に応援しています。
さて、面倒な前置きはこの辺にしておき、今回の本題へと入っていきましょう。
世界的に見て一世帯辺りの財政がそれなりに裕福なこの日本国。
皆さんも当たり前のように屋根と壁に囲まれた家という構造物の中で過ごし、適当な毎日を暮らしているかと思われますが、そんな家というものについて皆さんはどこまで知っていますか?
当ブログを利用している閲覧者の7割は現世に生まれる前の赤ん坊であると言われており、家が母親のお腹の中である以上、その7割の方は家がどういったもので、どういった構造をしているか知らないものだと思われますが、残りの3割の方は家がどういったものかを理解した上でのうのうと過ごしているはずです。
屋根が冷たい雨を防ぎ、壁が吹きつける風から守る……家とは突き詰めれば人間が最低限の生活スペースを確保するための箱みたいなものです。
そこにドアだの窓だの2次的な利便性を備えた機構があり、キッチンだのトイレだの風呂だのといったものが設置され、住みやすさと比例して段々と洗練されていくのです。
今回のお話はそんな家という箱の1次的な部分と2次的な部分中間のお話。
ちょっと疑問に思ったことをこんな方法で解消できないものかと考えたので紹介していきたいと思います。
壁ばかりに囲まれていては閉塞的で息が詰まってしまいます。
そんなわけで今回考案されたのがこちらのアイテムでして。
テッテレテーッテッテー!!
『クソデカ換気扇ウォール』!!
なぁにこれ?
壁です。
壁って言ってもメチャクチャ隙間開いてるじゃん。
・・・換気口って知ってる?
屋内の空気を入れ替えるための穴ですよね。
じゃあ換気扇も知ってますよね?
その機構を機械化して空気循環の強制力を強めた家電ですよね。
換気扇って屋外と直接繋がってなければ成り立たないですよね。
空気が出ていかないですもんね。
その通り。風穴が開いているところに空気の流れる見えない壁を作り出すから屋外と繋がっていても問題ないのです。
だから私は大きな換気扇を取り付けることにより、壁という存在を大きく削減するアイテムを考えました。
・・・コスパ悪くない?
ほら、アクションゲームの世界にも謎のファンが回っていて入れない部屋とかあるじゃないですか。
別の場所でスイッチを切ってから入るところですね。
あれと同じです。
壁を大きなファンで代用することにより、壁部分のコスト削減と開放感、そして空気の循環の全てを実現させることができました。
これにより万が一火事が発生して煙が充満してしまった時も、何者かが毒ガスを撒いた時なんかも快適に過ごすことが可能です。
快適に過ごしている場合でもないのでは・・・?
でもファンがむき出しだと危なくないですか?
危ないと思いますが・・・そこは個々の工夫で何とかしてください。
ほら、この壁に3mも近づけばすぐにでも吸い込まれそうですよ?
・・・。
ドンッ
うわああぁあ!!
危ないだろうが!
あと一歩でミンチになるところでしたよ!
わっはっは。