【AI絵画】第44回:人工知能が描く日記タイトルの世界
おはよう、皆の衆。アートテラーの定次さんです。
人工知能の進化が著しい現代、巷では人工知能を活用してイラストを生成するツールが流行っている様子。
そんな流行に当ブログも便乗し、今宵も皆さんをよくわからない世界へ連れ出してさしあげます。
ルールは簡単。当ブログ『下衆と皮肉』に投稿された記事のタイトルをAIに読み込ませ、出力したイラストを元のタイトルと比較するだけ。
今回の人工知能は一体どんなカオスなイラストを我々にお披露目してくれるのでしょうか?
一昨年の6月22日に投稿されたアイキャッチイラストです。
シンプルなイラストで良いですね。
ドラム缶風呂に入っているのと、それをリードで繋いでいる謎の状況、そして散歩をするというテーマにも関わらず微動だにしていない様子が顕著に捉えられていてとても面白いイラストだと思います。
何より注目すべき点は吉岡の体の描き方ですね。
足の出し方、手の曲げ方、影もないのに四肢の躍動感がよく出ていると思います。現状でもこんな姿勢はなかなか上手には描けないのではないのでしょうか?
ただ、やはりもったいないのが集中線の強さ。
集中線を描くのは良いですが、その線があまりにも多く、太すぎます。集中線を描く時はフォーカスの合った部分よりも控えめに。
そうきたかと思わせられる画像が生成されましたね。
人工知能にとって散歩とは犬。そしてドラム缶ではなくドラムが認識されるものとわかりました。
確かにドラムと一緒に犬の散歩をするやつを見かけたら「何なの?」と思ってしまいそうなので、今回のタイトルに沿ったものであると見受けられます。
でもやっぱりどうせなら風呂要素も出力してもらいたかったなと思えるのが惜しいところです。
これは当ブログのCMです。
タップすると管理人が喜びます。
一昨年の6月23日に投稿されたアイキャッチイラストです。
見れば見るほど実に面白いイラストですね。
湯切り口の部分を鉄格子に見立てたカオスでちょっぴりホラーなイラストです。
タイトル無しでこの画像を見たとしても、カップ麺の湯切り口から手が飛び出ていて助けを乞うている様子がわかると思いますし、『一般的製法で普通』といったようなよくわからない小ネタを挟んでいることで飽きを覚えさせないのも評価が高いです。
強いて欠点を挙げるのであれば、パッケージデザインのセンスがなかったことでしょうか。
焼きそばのパッケージデザインを思い浮かべてもいまいちピンと来るものがなく、結局ありあわせの言葉でデッドスペースを埋めることとなってしまいました。
スゴイスゴイ VERYx2 焼きそば!なんてデザインは流石の私も稚拙すぎると思ってしまいます。
正直なところ、こういった画像が生成された時が一番困ります。
何のいじりようもない。単純な流し台。
せいぜい「ハンドル部分がない」だとか、「湯切り要素はどこだ」といった程度のツッコミしかできません。
どうせなら"カルキ宗教はじめました“の時にこういった画像が生成されてほしかったですね。
特に深いコメントはありません。以上。
このシリーズですが、回を追うごとにAIの進化を実感します。
最初の頃は下手なPCゲームのバグ画像みたいな画像ばかり出ていましたが、今では長い目で見て普通の写真と遜色ないような画像が生成されるようになりました。
細かなところが気になる方も多いと思いますが、きっとそんな部分も徐々に解消されていくでしょう。
超リアルなAI画像と比較される日が来るのが実に待ち遠しいですね。